70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

新しい生活様式

2020-06-01 16:38:07 | 愛すべき子どもたち

6月からいよいよ学校が再開された。緊急事態宣言が解除されて以降、さんあいでも子どもたちの外出制限、面会制限、そしてこれからの新しい生活様式に関して、職員と話し合い方針を決めた。

【子どもたちの行動制限】は、不要不急の外出は控えるという原則はあるが、長期的なことを考えると気晴らしや買い物等の外出(カラオケや飲食店の入店は引き続き不許可)については、深谷市内までの範囲で週1回ぐらいまでの外出は許可することにした。勿論その際は、マスクの着用と帰園後の手洗いの徹底は必須条件である。

【親御さんとの面会】は、①面会当日の検温で問題ないこと。②施設到着後に消毒とマスクを着用する。③子どもとの過ごし方は、概ね半日程度、深谷市近隣で熊谷市あたりまでの範囲、カラオケ等三密となる場所では過ごさない。 (外泊を希望する場合は自宅のみ許可)④子どもとの過ごした場所と時間帯を記録する。(記録簿を用意する)⑤面会後に感染が疑われる症状が出た場合は、必ず連絡する。

【園の予防環境】の強化として、①外部者の検温、消毒、マスク着用を徹底する。②外部者が触れる玄関ドア等を1日朝と昼に消毒する。③外部者が過ごした応接室、面会室、交流ホールは使用後に消毒する。④部外者との対話は、換気と距離を常に意識する。⑤全ての来訪者の出入りの一元管理(来訪者ノートを置いて、名前と来訪日時等を記録する)

これに加えて、職員のプライベートの生活で3密の場所に出入りすることも自粛をお願いした。

少々厳しいかもしれないが、新型コロナウイルスから職員と子どもたちを守る道のりは長い。誰かが感染してしまってからの混乱を考えると、予防にこしたことはない。

 

玄関には消毒液やマスク、そして来訪者ノートも用意した。

 

 


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