70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

憐れトカゲさんたち

2020-04-08 16:32:45 | 愛すべき子どもたち

気温が20℃を超えてくるとトカゲさんたちが、さんあいの中庭に戻ってくる。何故かさんあいの子どもたちはトカゲを捕まえて飼うのが大好きで、数日前から花壇の敷石や植え込みの中を目を皿のようにしてトカゲ探しをしている。

通常平日だとトカゲ探しは、学校から帰ってきて宿題を済ませた午後4時頃から始まる。しかし、緊急事態宣言後の休校で、ほぼ一日中誰かがあちこちの敷石をめくっている状態だ。憐れトカゲさんたち、子どもハンターたちから必死に逃げる毎日になっている。ここにもコロナのしわ寄せがあった。

特にトカゲが好きな小2女児のSちゃん。その圧力は、まさにはハンターなみだ。

 

Sちゃんに加わった他のハンターたち、トカゲさんの逃げ場が狭められてゆく!

 

つかまってしまったトカゲさん。つかまるトカゲさんの殆どは、必死で逃げるのでシッポがない。

 

 

 


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