ツララ❌BackLash『 モンストロ 71BTX 』インプレッション★ | 患者deニート

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世間に全く影響の無い孤独なオッサンの独り言&絵日記です・・・( ´•ω•` )

ここ数年はバスフィッシングの釣行記やリアクションバイトして購入してしまった物についての独り言が多いかと・・・( ´•ω•` )

いづれも失敗談満載です
(ノд<。)゜。

さて
 
 
私にしては珍しく?
 
 
『新品』
 
 
のロッドを購入した訳ですが
 
 
それがこちら
 
 

 
 
 

BackLash❌TULALA

『モンストロ 71BTX』
 
 
です
|・ω・`)コッショリ
 
 
 
こーいう書き方もなんだか久しぶりですが、ぶっちゃけ購入から既に数ヶ月経過しておりコロナ自粛期間を除き、もう結構使ってます(笑)
 
 
 
発売前、お店に足を運ばれた方はご存知かもしれませんが昨年末よりプロトモデルが
 
 
 
 
バックラッシュ店内にて展示されていました。
 
 
 
まずはこちらの動画をご覧下さい
 

 
製作者のピーターさんとバックラッシュの橋本くんがこう言うんだからある意味結論は出ているのかもしれませんし、正直使ってみて感じた点は概ね同じです(笑)
 
 
ただ、私はイチ消費者である事から何の忖度も発生しない、ある意味言いたい放題が許される身
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
そんな危ねぇ私がいっちょ前にレビュー的なモノをやってみました
・・・( ´•ω•` )
 
 
さて、バックラッシュとツララのコラボロッドなのですがパッと見ただけでそれはそれは
 
 
『クセの強そうな』
 
 
仕上がりになっております
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
まず目を引くのが
 
こちらのバットの部分で一気に捻っていくスパイラルガイド。
 
 
 
 
元ガイドから4つ目を迎える頃には完全に下を向いている
・・・( ´•ω•` )
 
 
因みにこれを私は勝手に
 
 
『極(きわみ)スパイラル』
 
 
と呼んでいる
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
元ガイド~4つ目で完全に下を向くというのはスパイラルガイドではよくあるパターンですが、このロッドのクセの強い部分は
 
 
『7フィート1インチのロッドに計15個のセミマイクロガイドが着いている』
 
 
しかも
 
 
グリップはオリジナルの
 
 
 
『モンストロ71』
 
 
よりも長いのでブランクス部分はオリジナルより短いのだ
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
 
『通常ならばバット~ベリーにかけてスパイラルしていくのを、ほぼバットの部分でガイドが完全に下を向いている』
 
 
ガイドの数が多いだけに元ガイド~4つ目といってもまだバットの位置なのです
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
私の知る限り以前のスパイラルガイドモデルというのはブランクスの特性を最大限に活かし満遍なく曲げるため硬くてもせいぜいMHくらいまでのロッドに用いられる事が多かった気がする
・・・( ´•ω•` )
 
 
スパイラルガイドが用いられるロッドのイメージはブランクスの弾性はやや抑えられた印象で負荷がかかった時に結構曲がる・・・といった感じ。
 
 
ようはビッグベイトの使用を意識したモデルだ
・・・( ´•ω•` )
 
 
私がここ最近愛用していたロッドでいうと
 
 
・デストロイヤー FX-711(セブンイレブン)
・デストロイヤー F8-78DG
・アマゾンフリップ バリスタ
 
 
になり、スパイラルガイドというものに対しての免疫は十分あるものの
 
 
『計15個のセミマイクロガイド』
 
 
というのは未知の領域
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
1つ懸念していたのは
 
 
ガイドが15個もあるという事は当然スレッド部分も15箇所存在するわけで、余程ガイド間の調整を上手くやらないとブランクスその物の張りでは無く、スレッドのコーティングによる不自然な張りが出てしまいブランクスの特性を殺してしまうのでは無いか・・・?
 
 
 
そしておそらく皆さんが1番気になるであろう
 
 
『飛距離が極端に落ちるのではないか?』
 
 
と言う点を踏まえ
 
 
まずは
 
 
フローターで使ってみました
|・ω・`)コッショリ
 
 
 
因みに仕様は
 
 
リール★アブガルシア ブラック10
ライン★フロロ18Lb  80m
ルアー★1/2~1oz  ラバージグ
 
 
 
嬉しい誤算だったのはこの71BTXの
 
 
グリップエンドが小さめである事で
 
 
『バイソンウェーブ(旧ゼファーボート)』
 
 
のフローター用ロッドホルダーにギリギリ乗ってくれる
・・・( ´•ω•` )
 
 
オリジナルタイプのゴム製グリップエンドなら間違いなく通りません(笑)
 
 
 
 
【 飛距離 】
 
 
フローター上からですがフルキャストしてみる・・・
 
 
動画の中でもピーターさんが言われてるとおり
 
 
『飛距離はオリジナルの通常ガイドモデルと変わりません(笑)』
 
 
実はこれ、投げる前から何となく分かってました(笑)
 
 
 
以前からスパイラルガイドモデルを使用していて飛距離が気になった事が全くなかったことや
 
 
『キスラーロッド』
 
 
のオールマイクロガイドモデルも使っていた経験上、飛距離というものにそれほどガイドが影響しない事は分かっておりました
|・ω・`)コッショリ
 
 
そりゃあ、陸上でフルキャストして厳密に何mなんて測りだしたら分かりませんがおそらくラインの種類や径、リールを変えた方が余程影響は大きいかと思います(笑)
 
 
 
【 感度 】
 
 
これは正直、フローターで検証するもんでは無かった(笑)
 
 
フローターというのはボートとも違う特殊な釣りで、より感度だ何だと求めるならば単純にロッドは軽く短く目標物は近く・・・なのだ。
 
 
上半身というか、実質腕だけでロッドを支えているので感度云々の前にタックル重量が気になった。
 
 
というか、とにかく腕がめちゃくちゃ疲れた
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
71BTX+ブラック10+フロロ16ポンド 80mの組み合わせで
 
 
459g
・・・( ´•ω•` )
 
 
これは普段フローター用として使っているジグ&テキサス等、底物用タックルのMAX400gという目安を大幅に上回っている
・・・( ´•ω•` )
 
 
しかしロッド単体だと
 
 
187g
 
 
と、ツララロッドにしてはそんな重い方でもない
・・・( ´•ω•` )
 
 
故にリールにも責任があると感じ、オカッパリでの感度検証には画像1枚目の19アンタレスとのコンビに変更してみた
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
【曲がり】
 
 
実はこの日、このタックルで計6本キャッチしたものの写真を撮っても許してもらえそうなのは
 
 
 
 
この1本のみだった
・・・( ´•ω•` ) 
 
 
私の腕前的な面はとりあえず置いといてこのロッドはまず持った第一印象として誰しもが
 
 
『硬い』
 
 
と感じるかと思います
・・・( ´•ω•` )
 
 
しかしそれはツララブランクス、特にモンストロシリーズ全般に言える事でパッと持ってプンプン振ってる分には79等の例外もありますが硬く感じるモデルが大半です。
 
 
かく言う私も巻き物用にモンストロ710を買ったもののこの硬さならラバージグもイケるんじゃないかとウェーディングで使ってみた
・・・( ´•ω•` )
 
 
結果として約30m沖のバイトにアワセた瞬間、ロッドが思いのほか曲がり私はマトリックス状態となり腰をしこたま痛める事となった
・・・( ´•ω•` )
 
 
釣れた魚は50cmも無いくらいだったが私の勝手なイメージとしてツララロッドは瞬間的な負荷、テイクバック時の負荷に対してこちらの想像を上回る程曲がる
・・・( ´•ω•` )
 
 
この辺が好き嫌いの分かれるところかとも思うが特徴ではある。
 
 
では今回の71BTXがただ硬いだけのロッドかというと全然そんな事は無い
・・・( ´•ω•` )
 
 
魚の大きさ問わずアワセの負荷に対して一旦はしっかり曲がるがその後は魚の引きの負荷に対して適度に曲がるという特性をしっかり受け継いでおり、仮に表記が無くとも
 
 
『ツララブランクス』
 
 
と分かる人には分かると思う(笑)
 
 
つまりガイド、スレッド数等一切関係無くツララロッドの特徴をしっかり受け継いでいるという結論になりました。
 
 
 
次に
 
 
琵琶湖オカッパリで使用してみました。
 
 
 
タックルの仕様は
 
 
リール★19アンタレスHG
ライン★フロロ14Lb  80m
ルアー★うんポコリグ(カバースキャット ノーシンカー)&スリップヘッドジグ1/2oz&直リグ1/2oz  
 
 
 
飛距離、曲がりに関してはフローター時の検証と全く同じ感想ですので割愛し
 
 
 
【感度】
 
 
について・・・。
 
 
まず使ってみて思ったのは当たり前と言えば当たり前ですが、このロッドはオカッパリやボート等しっかり立った状態で使った方が絶対良い(笑)
 
 
また、これはあくまで個人的な意見ですが
 
 
『感度』
 
 
というもののどこに重きを置くかで若干このロッドの評価は変わってくる
・・・( ´•ω•` )
 
 
例えばこれをラバージグやテキサスリグで通常通りボトムを探るような使い方をした場合、これは正直平均点だと思われる。
 
 
もちろんハードボトムやウィード等それなりに分かるし
 
 
ツララブランクス=感度が悪い
 
 
という先入観を持ってる方なら
 
 
『頑張ってる方』
 
 
だと言って貰える印象です
・・・( ´•ω•` )
 
 
そりゃデジーノのロッドと比べてしまうと単純にロッドも軽いしボトム感知能力というものはデジーノロッドの方が分かりやすく感じました。
 
 
 
では、この71BTXの真の感度とは
・・・( ´•ω•` )
 
 
使う前から若干気付いてた感はありますが、付けてるモノが高比重ワームのノーシンカーだったり私の好きな釣り方がラインスラッグを多めにとった
 
 
『中層スイミング』
 
 
だったりする事からも
 
 
ズバリ
 
 
『魚のバイト』
 
 
に対する感度がズ抜けているのです
・・・( ´•ω•` )
 
 
バイトというのはそれはもう千差万別で特に中層スイミングでのバイト何てものは明確に手に来るようなアタリは殆どありません
・・・( ´•ω•` )
 
 
これはおそらく私の使い方や通すタナが食い上げをさせる位置だからだと思います。
 
 
その為、微妙な違和感からラインの不自然な動きを視認してアワセるのが大半なのです
・・・( ´•ω•` )
 
 
つまり私にとって1番大事なのはラインを視認する前の
 
 
『微妙な違和感』
 
 
をいかに早い段階で感じられるかにある訳ですが、ここでクセの強い
 
 
『極スパイラル』
 
 
が仕事をします。
 
 
 
まず通常ならティップに出るか出ないかの小さめのアタリはのっけからスパイラルしているバットにゴンゴンきます(笑)
 
 
また、食い上げ時の微妙な違和感も明らかに通常ガイドモデルよりも早い段階で感じられました。
 
 
つまりこのロッドは常にラインをパンパンに張った状態で使うよりも、ラインスラッグを上手く使ってラインでアタリを取るのに特化したロッドだと感じました。
 
 
 
最後に
 
 
バイトが千差万別であるようにアタリの取り方も十人十色ではありますが、ラインスラッグを使いよりナチュラルにアクションさせて喰わせるロッド
・・・( ´•ω•` )
 
 
この味付けが万人受けするのかは私個人としては実はどうでも良かったりします(笑)
 
 
『ショップオリジナル』
 
 
というモデルのスペックがメーカーカタログに普通に載ってるような味付けではオリジナルの意味を成さないと感じるからです。
 
 
かといって個性やコスメだけを求めてしまうと最近の目の肥えたユーザーには通用しません(笑)
 
 
そんな中、よりワンランク上のスキルを磨く意味でもこういったロッドは個人的に大好物です。
 
 
これから長いお付き合いになりそうです
|・ω・`)コッショリ