パンフルートの場合でもビーム方向が下向きになると音は沈んでしまいます。
5年ぐらい前まで広島で活躍され、今は東京でパンフルート教育に携われておられ
る中村 純先生の教えに「パンフルートは天に向かって吹け」というのがあります。
姿勢(体幹)も含めて唇の位置の水平線上に音を響かせる意味と受け取っています。
私たちは家での練習の時など楽譜を見るために下向きになり、管の吹き口(歌口)
にも下方向に多くの息を吹き込んでいます。
下向きになる誘惑は多いものです。
私は練習の時、目線の高さまで譜面台を上げて水平線上で音を響かせることを意
識しています。
ステージ上や合奏の時はその状態ではまずいので譜面台は下げますが、音だけは
くぐもらないよう響きを大切にします。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで