風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

腹式呼吸で息の量を一定に

2020-02-14 | ミツロウ・調律方法

パンフルート調律時には演奏時の息量を意識して各管ごと一定の力加減が求め

られます。

 

  

 

調律時の息力加減は曲でフォルテ(f)を吹いた時の量に統一すべきです。

パンフルートは音程が揺らぐ楽器です。

ゆっくり柔らかく吹いている時は音程は低め、強くバリバリ吹いている時は高

めとなります。

チューナーの針の揺れぐいを見ると、約5%の振れが認められます。

ある曲の中で最高音になるところがフォルテになることが多いので、調律時は

その音を想定して強く吹き込みましょう。

その時の感覚の基準は、音を立ち上げ膨らませて行った時「キラキラ」と音が

輝いて来る瞬間です。

「そんな感覚はいままで体験したことがない」と言われる方もいらっしゃるか

とは思いますが、音の膨らみに注目して聞き分けてください。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで  



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