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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

「折り目節目の会話 北海道大博覧会」 地域コミュニティ放送200302.

2020年03月01日 11時05分16秒 | 記録
「折り目節目の会話 北海道大博覧会」 地域コミュニティ放送200302.

 FMくしろさんの「釧路歴史探訪」。第657話は、「折り目節目の会話 北海道大博覧会」。

 北海道博1957は、北海道総合開発計画第二次五カ年計画の普及、理解がテーマではなかっただろうか。

 昭和32年12月、閣議決定をうけ「食糧基地北海道」として国内の復興から高度成長にむかう力を補完する期待が北海道にはあった。

 もちろん、「もはや戦後ではない」、そう言わしめた国力の蓄積を、道民に示すネライもあったであろう。

 第一会場の桑園駅(S)では、北海道総合開発計画のキャッチコピーが。あわせて新型農機具が列品され、機械式農法への転換をうたいあげていたように思える。
 第二会場の中島公園(↓)は、それこそ高度経済成長の予兆を示すテーマパークの様相。
 第三会場の祝津海岸(G)は、水産北海道を示しつつ、のちに「小樽市立水族館」として整備される。

 その「北海道総合開発計画」、目標を1)国内資源を開発利用、2)自給度の向上、3)輸入増大の防止と、示す。
 この3点は、裏をかえすと「(日本経済の安定的発展維持で)輸出の飛躍的伸長=外貨獲得」の必要があったから。

 〔モノの本に示す〕「1958年7月に北海道博覧会の「海の会場」として建設され、1959年に「小樽市立水族館」として営業を開始した。1974年に新館(現 本館)竣工と共に第三セクター小樽水族館公社による経営」。

 放送は3月2日 18時15分から 76.1メガヘルツで聴取できます。

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