〜かたることばが歌になる風になる〜

心に残る映画色々

ネットショッピングにAmazonをよく利用する。利用している方はよくご存知だと思うが、年会費を払って入るプライムという特典を利用すると、翌日配達してもらい便利で重宝する。この会員特典の一つにビデオ見放題があって、最近アメリカ映画やイギリス映画を観て、ハラハラドキドキ、また一人感涙にむせたりしている(笑)

アメリカの2011年ごろに連続ドラマとして放送されて、高視聴率をキープしたという「リベンジ」

 

子供の頃父子家庭ではあったが幸せに暮らしていたヒロインは、父親がある事件の当事者になってしまい刑務所に服役しそこで殺害され、突然孤児となって里親の元で育てられることになる。辛い里親の家から飛び出し荒んだ生活をして少年院にも入ってしまった彼女は、出所する時父親の仕事仲間だったという男性から、刑務所で書き残していた父の日記を渡される。ある組織の陰謀によって濡れ衣を負わされ殺されたことを知り、その男性らの助けもありながら別人になりすまし、周到に復讐を計画して実行していくサスペンススリラー。全部で80話以上あるが、ヒロインがスタイル抜群で美しくて格闘シーンも格好良い。格闘家の師匠として真田広之も出ていた、感想レビューの殆どが中毒症状になると書いていたぐらい面白くてやめられないドラマだった。


次は「尊厳死」というものを考えさせられた、切ない思いが残るイギリス映画「世界一キライなあなたに」

ヒロインはちょっと風変わりで奇抜なファッションセンスの26歳の女性。アルバイトで、ある男性の介護補助のような仕事に就く。その彼はバリバリ仕事もこなし、波乗りもうまくスポーツも何でもこなすイケメンだったが、交通事故に遭い首から下が麻痺という重度の障害者となってしまい、部屋にこもって心を閉ざした毎日を過ごしていた。彼の介護補助の仕事は何人もの人が続かず、すぐ辞めるだろうと思われていた彼女は、生活のためでもあり高額な報酬が魅力で辞められなかった。ヒロインの奇抜な洋服での出で立ちにも笑わせされたが、天性の明るさと天真爛漫な姿には、観ているこちらも自然に頬が緩んでくる。青年が無表情でも諦めずに優しく真摯に取り組み、やがて彼も笑顔で会話し外出まで出来るようになっていく。そして二人の気持ちは恋愛感情へと変化していく。しかし、彼は自分の将来に絶望していて「尊厳死」を認めるスイスで死ぬことを希望していた。両親や彼女の説得にも応じず結局実行するという結末。彼の苦悩も理解できる気がするし、家族や彼女の残念な思いの方も理解できた切なすぎる物語だった。


3月に旅行した機内で観たアメリカ映画「グリーンブック」


1960年代の人種差別が色濃く残る南部アメリカが舞台。
ジャズプレイヤーの天才黒人ピアニスト、ドン・シャーリーと、粗野なイタリア系白人の用心棒兼運転手として雇われたトニー・リップが、コンサートツアーで回る実話が元になっている物語。
旅の始まりから、ドンはトニーの粗野な行動にうんざりして、いつも冷静沈着な態度で、その行動を直すよう注意するが、ドンのそんな言い回しにもトニーは不快感を露わにし反発ばかりしていた。しかしツアーが進むにつれ、トニーはドンの類まれなピアノ演奏の才能に感銘を受けるが、ステージを降りた彼が受ける、一般人たちからの差別的な扱いを見て動揺する。また、ドンがバーで白人からリンチを受けるのを助けたりもする。反対に、ドンはトニーが妻に手紙を書くのを助け、妻の今までもらったことのないような、ロマンティックな手紙をもらって感激するシーンが微笑ましかった。
差別的な扱いを受ける天才黒人ピアニストと、無教養で粗野な白人男性の、衝突を繰り返しながらも次第に友情を築いていった実話で、トニーの実の息子が制作、脚本を手がけ映画化した作品だそうだ。 

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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