5泊7日間でベネチア・ローマ・パリを周る新婚旅行に行ってきました。ツアーを組まず、自分たちですべての移動手段と宿を手配する旅。記念に書き残しておきます。誰かの参考になれば幸いです。
1日目 羽田→ベネチア
22:55
羽田空港発。まずはイスタンブールまで、13時間ほどの飛行時間。
出発時点から眠かったものの、時間が長いためずっと寝てるわけにもいかない。機内食はちゃんと食べることに。
洋食か和食か。どちらも美味しかった。ターキッシュエアラインは初めてだったがとても好感度が上がった。
7:00
イスタンブール空港着。
1時間未満の乗換候補もあったのだが、初めて使う空港だったため、長い方を選ぶ。飛行機の遅延とかもあったら怖いし。
結果的には非常にスムーズに進めたため、5時間ほど待ちぼうけ。外に出れたらよかったのだが…。
乗り継ぎする人が多い空港のため、我々のような人がたくさん。高級ブランドのお店が立ち並び、ショッピングで時間が潰せるようにはなっている。ソファで寝てる人が多かったが。
13:05
イスタンブール空港発。
14:00
ベネチア空港着。
飛行機を降りたら水上トランスポートの案内に従う。水上タクシーに乗ってホテルまで。
水上バスの方が安いが、ベネチアの滞在時間が限られているため時間重視で。140ユーロ。
15:00
ルナホテルバリオーニ(Baglioni Hotel Luna)
ここは専用の船着場を持っており、水上タクシーで目の前までいける。そのためタクシーを選んだというのもある。ベネチアらしくて良い。
ホテルマンが親切で、居心地の良いホテルだった。観光地に近いのも良し。
16:00
ベネチア市内散策。歩いているだけで楽しい街。サンマルコ寺院は混んでいたので諦め。
ゴンドラへ。ダニエリという乗り場から乗船。混んでなかったのですぐ乗れた。
受付の人は90ユーロと言っていた。漕ぎ手の方は100ユーロ出したらため息橋を見せてあげられるよと言ってきたので100ユーロ渡した。ぼったくりの一種だったのかもしれないけど気にしないことに。
漕ぎ手は特に話しかけてこなかったので、ゆったり揺られていた。ベネチアという不思議な街を水路側から見られるという意味で、ゴンドラは良いアクティビティだなあと。
19:00
夕食。Googleマップから予約したレストランへ。生ハムとイカスミのパスタとリゾット。美味しかった。
2日分起きていたので早めの就寝。
2日目 ベネチア→ローマ
7:00
ホテルで朝食。絵に描いたような海外のホテルの朝食バイキング。パンが美味しかった。
8:00
散歩。水路と街路が複雑に入り組むため、一つとして同じ光景がない。素敵な街。
10:00
チェックアウト。鉄道駅へ。橋が多いのでスーツケースを持って歩くのはまあまあ大変。
10:30
水上バス。RialtoからFerroviaまで。窓口もあるが券売機で買えるのでラク。クレカも使える。7.5ユーロで固定。
11:05
Italoに乗る。Ventia S.L.からRome TER.まで。
乗り込む前に売店でパニーニのようなものを買って昼ごはんにした。
電車は事前にオンラインで予約して行った。車内でPDFを見せるだけ。楽ちん。
スーツケースがデカいので、Prima Businessというクラスを使った。席が良くて快適だった。飛行機の機内サービスみたいなものもあり、ドリンクと軽食が出た。ローマに着くまでに計2回来てくれたのでお得感があった。
15:05
ローマテルミニ駅着。ホテルへ移動。
スムースホテルローマレプッブリカ(The Republic Hotel)。ビジネスホテル系。清潔で良かった。
16:00
観光バスを予約してきたので、チケットを引き換えがてら乗ってみることに。
Hop on hop offという形態。ぐるぐる巡回しているバスに、どこから乗ってもいいし、どこで降りてもいい。乗り放題券を事前に払うだけ。
4社ぐらいが同じサービスを展開しており、我々はCitySightseeingという会社を選んだ。どこでも一緒でしょと思っていたのだが、バスの本数に有意に差があった。IOBusやI Love Romaという業者が多かったように思う。時期によって違うかもしれないが。
観光バスがすぐに来たら真実の口にでも行こうかと思っていたのだが、かなり待たされたので諦め。ごはんの時間を確保したかったので、観光バスに一周乗ってみてローマの全体感を掴むことに。
ローマという街はリソースのほとんどを観光に振り切っている。観光バスの2階から見ているだけでとても面白い。
19:30
ディナー。
美味しいカルボナーラを求めイタリアンへ。STRADAROMANA。Googleマップで見つけたお店。Googleマップで予約できたので便利。
カルボナーラとステーキを注文。ローマはシェアという概念は希薄らしく、1人一皿っぽい雰囲気でサーブされた。まあシェアするんですが。食後にティラミスとパンナコッタ。ティラミスは忘れ去られたためまあいいやということで退散。
3日目 ローマ・バチカン観光
8:00
ホテルで朝食。甘いパンの種類が多くて良い。
9:00
ちょっと現金の手持ちが減ってきたので両替。素早く交換してくれた。
観光バスを待つ。20分ぐらい待たされる。
10:00
コロッセオ。下調べが甘くて、入場チケットに予約がいることを知らず中に入れず。これは我々が悪い。
観光バスがたまたま停留所にいたので飛び乗る。こういう使い方ができるのは便利。
11:00
真実の口。ここは小銭を寄付するだけで写真が撮れる。満足。
バチカンへ向けて移動。観光バスを15分ほど待つ。
12:00
バチカンへ入る前にカフェで休憩。Terrazza Les Etoiles Roma。昨晩食べられなかったティラミスとコーヒーを頂く。ビルの7Fにあり眺めが良かった。
13:30
サン・ピエトロ広場。デカい。そして人が多い。サン・ピエトロ大聖堂への入場列が広場をぐるっと囲んでいる。大行列だったがここは外せないので並ぶ。
14:30
サン・ピエトロ大聖堂。入った瞬間に分かる別格の荘厳さ。さすがカトリックの総本山。建物も装飾も桁が違う。
中央の本堂だけでなく、他の部屋もいくつか見れた。地下のネクロポリスが印象的。ここまで見せてもらえるのだなあと。しかも無料だし。
16:00
クーポラ登頂へ。8ユーロ払うと階段のみで、10ユーロ払うと途中までエレベーターが使える。体力温存のためエレベーターで。
最上部までの道のりがスリリングで良い。昔の建物に繋ぎ込んでいるので、無理矢理なところもある感じがグッド。
17:00
バチカンの北側がファッション街になっており、奥さんの希望でブランドのお店へ。日本で買うよりもちょっと安いらしい。
18:00
サンタンジェロ城。昔の城塞を見学しつつ、中には美術品も展示されている。眺めの良いカフェもある。入場料16ユーロ。
ジョジョの聖地巡礼でもあるらしい。夕暮れ時だったので眺めが良かった。
観光バスでホテルへ戻る。終バスの時間がアナウンスされてないので不安だったが、他の運行会社の様子も見つつで。
20:00
夕ご飯。ピザが食べたかったので、Googleマップで調べたお店へ。マルゲリータがおいしかった。
4日目 ローマ→パリ
7:00
ホテルをチェックアウト。ついでに朝食を頂く。
7:30
ローマテルミニ駅。TRENITALIAに乗る。
オンラインで事前にチケットを購入した。QRコードを改札と電車内で見せて完結。
8:00
ローマフィウミチーノ空港。駅直結で便利。
ローマ→パリは格安航空を使った。EasyJetという会社。
オンラインで予約して、QRコードで各種手続きを進行。
手荷物の制限が厳しかった。大きい手荷物を持ち込む場合はプランのグレードアップが必要なのでシビアになるのもわかる。持ち込めるサイズを規定したボックスが置いてあり、係の人の前で入れさせられる。
10:00
ローマフィウミチーノ空港発。格安航空会社のため機内サービスはすべて有料。
12:00
パリオルリー空港着。
ホテルまでタクシーで移動。パリ市内行きのタクシー乗り場があるので、そこから乗車。
13:00
ホテルプルマンエッフェル(Pullman Paris Tour Eiffel)。チェックインして、早速観光へ。
14:00
ホテルの近くにメトロの駅があったので、メトロで移動。パリのメトロは一律料金のため考えることが少なくて良い。自動券売機はカードも使える。
凱旋門に登る前に先にご飯。Sir Winstonというイギリス&インド料理。スコッチエッグなどを食べた。
15:00
凱旋門観光へ。
地下道にある窓口でチケットを買う。オンライン購入もあるっぽいけど、なしでもなんとかなった。
手荷物検査を受けて、門の上を目指す。景色を見るだけかと思ったら展示物もあった。
16:00
シャンゼリゼ大通りでお買い物。
フランスのブランドに関しては、日本で買うよりも安いらしい。
20:00
いったんホテルへ帰還。
21:00
エッフェル塔に登りつつ、ディナーを楽しむコースとして売られているパッケージ。
塔の下に入るために手荷物検査がある。塔の下でマダム・ブラッセリーの受付。すごい並ぶ。そのあともう一回手荷物検査を受けて、塔の2F部分へ。
塔の2Fでもちょっと待たされて入店。前菜と主菜とデザートを選べる簡易的なコース料理。
5日目 モンサンミッシェル
6:45
ホテルプルマンエッフェルの下に集合。このツアーのためにプルマンに泊まった。とはいえ朝が早い。
Paris City Visonという会社。日本語のガイドがあるとのことでここにした。
9:00
高速のサービスエリアで休憩。
12:00
モンサンミッシェルの駐車場到着。
シャトルバスに乗る。
13:00
モンサンミッシェルの修道院に到着。ここに入るチケット代がツアーに含まれているため、ここまでが団体行動。これ以降はフリー。
Paris City Visonのオーディオガイドは専用のアプリをインストールさせる形式だった。いまっぽい。ただ、音声をダウンロードするために電波が必要なのだが電波が入りにくいエリアもあったのがちょっと残念だった。
14:30
修道院を見学し終えて、ふもとまで戻ってきて昼食。Le Tripotというお店。モンサンミッシェル名物のオムレツを食べた。
16:00
シャトルバスが混雑していたので、徒歩で駐車場まで戻る。40分ぐらい歩いた気がする。遠かったけど気持ちの良い散歩道だった。
パリに向けて出発。
19:00
行きにも使ったサービスエリアで休憩。
21:00
ホテル着。帰りもプルマンで降ろされるのでラク。
6日目 パリ観光
9:00
プルマンをチェックアウト。タクシーを拾って次のホテルへ。
9:30
Hotel Madame Reve Paris。プルマンがツアー参加に全振りしたチョイスだったため、1泊は高い宿に泊まってみたかったとのことで宿をチェンジするプラン。
10:00
歩いてルーブルへ。
ルーブルの入場も完全予約制。コロッセオの二の舞を踏まないように入念に準備。
全員予約チケットを持っているが、入口で荷物検査があるので長蛇の列ができていた。
11:00
ルーブル鑑賞スタート。
混むらしいのでモナ・リザを真っ先に見に行くルートを選択。たしかに一番混んでいたが、部屋に入れないほどではなかった。
14:00
1Fと2Fをくまなく回って、0Fでランチ。レストランでハンバーガーを食べた。
地下エリアで未踏箇所が残っていたのだが、気力が尽きたのでここで断念。
15:00
ローマ同様に観光バス。パリではBigbusという会社を使った。
凱旋門が離れたエリアにあり、ローマよりも1ループが長い。渋滞も酷かった気がする。パリの街を堪能すると同時に、ノートルダム大聖堂が工事のため見学を停止していることを知る。
パリでは観光バスは不要だった。いたるところに地下鉄駅があり、行きたいところには大体行けたため。
18:00
ホテルに戻る。体調を崩し気味だったのでこの日はこれでダウン。
7日目 パリ→羽田
10:00
飛行機までは少し時間があるので観光。地下鉄でオペラ座へ。
オペラを見るわけではなく、一部エリアに入れる見学ルート。事前にオンラインで予約ができるのだが、ここはなくてもなんとかなった。もちろんあった方がいいのだが。
11:30
観光バスでノートルダム大聖堂へ。停止しているとわかってはいるが、一応近くを見に行く。行きたいチョコレート店もあったので。
12:00
パトリック ロジェ (サン ジェルマン大通り店) 。日本には未上陸のチョコレートブランドらしい。海外でしか買えない品は、お土産にすると喜ばれる。
13:00
カフェで休憩。コーヒーとスイーツを頂く。
14:00
ホテルに預けた荷物を取りに戻る。
オペラ座付近から、シャルルドゴール空港へ向かう直行バスが出ているので移動する。スーツケースを抱えているのでタクシーを利用。
15:00
ロワシーバス(Roissy Bus)。16ユーロで空港まで連れて行ってくれる。地下鉄はちょっと雰囲気が悪いので、こちらを選んだ。3人以上いるならタクシーでもいいかも。
メトロと同じ券売機が歩道から生えているので、クレジットカードで購入する。チケットはバスの入り口で通す。
16:00
パリ市内の渋滞が酷かったが大体時刻通り到着。
免税店で買い物をしていたので、まずは免税の処理から。お買い物時にもらえる封筒を忘れずに。税関のお役人にスタンプを押してもらい、すぐ隣の免税窓口でお金を返してもらえる。
帰国前の荷物の整理をしつつ、飛行機にチェックイン。
18:50
シャルルドゴール発。
夕食時だったので、機内食が嬉しい。
00:20
イスタンブール着。
時刻が前に進んでおり、現地は夜中だが空港内は活気があった。さすが世界の玄関口。
羽田発の便がF14という非常に遠いゲートからだったので、ものすごく歩かされた。乗り継ぎを安全にこなしたいなら、1時間ぐらいは余裕を見ておいた方がいいのではと思った。
02:40
イスタンブール発。
体内時計はそろそろ寝る時間だったので、最初の機内食はスキップして寝ていた。
19:45
羽田着。
ここの時差がまあまあキツかった。体感は朝だけど日本は夜。しかも明日から仕事。
疲れていたから眠れたけども。お疲れさまでした。