以前から気になっていた6AS7 PPアンプの電源投入時に偶に発生する”キーン"と発振した様な音。
球が温まると無くなるのですが、やはり気になります。
と言う事で、アンプのスピーカー接続端子に、CR微分フィルタを入れました。
値は、適当に、手持ちのオイルコン0.1uF/630Vと10Ω/1Wを直列にしました。
カットオフ周波数は、f = 1/(2 x π x Cx R) ≒ 160kHzと言ったところでしょうか。
最近は、発振音もあまり出なくなったので、その効果が有ったかどうか分かりませんが、無負荷時の球の発振、暴走を抑えるためには、入れておいた方が安心でしょう。
音質への影響を懸念して、贅沢にも、JENSEN製のオイルコン(銀リード)とA&Bのカーボン抵抗を使用しました。
空中付けですが、抵抗の足が太いので、ある程度固定されて大丈夫でしょう。オイルコンはケーブルにバインドしておきました。
気のせいと思いますが、幾分か高域が落ち着いたような。。。
ほかに根本的な原因がある
という可能性はないんですかねー?
このゾーベルフィルタは、OPTのある真空管NFBアンプには必ず付けておくべきだと思っています。
アンプのOPT二次側を開放したときに、超高域が不安定になったり発振してしまうことが多いからです。
実は、私も8db程度の軽いNFBを掛けたアンプで、この高域補正をしなかったために高価な出力管を3本壊してしまいました。
音質的にも、フィルタを入れたほうがザワザワ感がなくなって落ち着いた音質傾向になると思います。
フォロー、ありがとうございます。
いつも適切なアドバイスを頂き感謝しています。
また機会があれば、新規導入されたCDPを聴きに行かせて頂きたいと思います。
私は、数日前に、年代物のDAC(マルチ、ラダー型)を入手しました。現在メンテ中です。
正常に稼働始めたら、レビューしたいと思います。
SA-10は初期のエージングが終わり、音質が安定してきました。
自作のES9038-DACとの差が無くなってきていて、ちょっと聞いただけでは分からなくなっています。
自作DACの音質評価するにはこのCD-Pは適役なので、是非持参してくださいね。