やれやれ、結局はやってる感のみ、イメージのみで、夜の街と若者をスケープゴートにして無能無策の都民置き去りの自分ファースト。具体的な数値すら出せないイメージ戦略のみで現場が混乱をきたすだけ。◎東京都のコロナ新指標、数値基準なし
このままでは東京から地方へ菌をばらまき放題、まもなく始まるGo To何とかで、冗談ではなく東京発の第二波で日本全国パンデミックになる恐れすらある。何より最前線で必死に働いている病院関係者が崩壊寸前になっているのである。あげくの果てに無能無策で自己責任で押し切るつもりだ。しかも夜の街だけに責任転嫁しているが現実は職場クラスターの危険性すら心配されている。既に電車や盛り場、職場、娯楽施設などは確実に密な状態になっているのだ。
こんな無責任きわまりない人物を選んだ責任は極めて重いだろう。レインボーブリッジの点灯などイメージ戦略ではなく、一刻も早く具体的な数値目標と具体的な対策、具体的な防止策を講じるべきである。
Charles DrainはMississippi生まれのSoul Singer。Maxine BrownやDionne Warwickへ楽曲を提供しているSongwriterのWilliam Drainの兄弟だそう。Charles DrainはSt. Louisで50~60年代前半に活動していたVocal Group The TabsでLead Vocalを担当していた人物で、8歳の頃から歌い始め、Tabsでの活動終了後にChicagoへ拠点を移しBacking Vocalとして、それなりのキャリアを積み上げてきた実力派Singerである。60年代初期にEast St Louisで活動していたJazz Band Leo’s FiveでもDrainがVocalを担当したナンバー数曲の録音が残されている。67年にCheckerに録音された7", Single“She's Gone”も自作曲で、ここでの男くさい歌いっぷりには痺れる。剛球一本やりではなく実は幅広い表現力と柔軟なStyleを持ったSingerであったことが窺い知れる。残念ながら本作がDrainが残した唯一のアルバムとなってしまったが、70年代後半に進んでいこうという時代に、敢えてこれをやるかという心意気が素晴らしい。何の衒いもないSoul王道の直球勝負。Invictus / Hot Wax系を中心にBalladやMediumとVariety豊かな楽曲を歌いこなすDrain。しかし、本作は、Darinは勿論素晴らしいのだが、そのVocalをひき立てる楽曲群も中々のものなのである。なんとSmith Connection~Lovesmithでの活動やMichael Lovesmithとしてのソロ活動でも知られる激Sweet Soulの雄でありSongwriterとしても数々の名曲を生み出したMichael L. Smithが楽曲を4曲提供しており、Produceにもかかわっているのである。また演奏陣も腕利きの一流Musicianが集められておりDrainのVocalを見事に盛り立てている。ベースにHead Huntersで知られるFunk Bassist Paul Jackson、後にギタリストJohn Pizzarelliとの活動で名を高めた鍵盤奏者Ray Kennedy、ギターにPhillip Westmoreland、Baritone SaxにErnie Fields Jr.というメンツである。
『Dependable』はCharles Drainが76年にRCAからリリースしたアルバム。
アルバム1発目“Don't Change Me”はいきなり気合の入ったFalsettoが炸裂、女性Chorusを従えて歌いっぷりがご機嫌である。
“Is This Really Love”はMichael L. Smithらしい
Ray Dahrouge作の“Lifetime Guarantee Of Love”は語りから入って盛り上げる高揚感に満ち溢れたDiscotique。バックの女性ChorusやDrainの男くさい歌いっぷりも良し。
Laidd Backした“Daddy Want's Your Dreams (Sadie)”はTemooを落としたRhythmにエレピが心地良い。女性Chorusを従えてDrainのタメをきかせた歌い方が良い。この手の泥くさいナンバーがDrainには一番似合うような気がするのだが。
必殺のBallad“What Good Is A Love Song”。女性Chorusとのかけ合いもキメまくりの男前ぶり。Stringsも仰々しさがなく、DrainがShoutしたりして実に素晴らしい盛り上がりをみせる後半は最高。
Michael L. Smith渾身の“Only You”は最高。このSweetな高揚感はMichaelらしさ爆発である。Drainも見事に応えて弾けまくりの歌いっぷり。
Willie Hutch作の“I'm Gonna Stay”も洗練された大人なイントロからDrainがスケールの大きな歌唱で気持ち良く聴かせてくれる。Cuteな女性Chorusと見事にContrstをつけた男性的なVocalが最高。
イナタさ満点の“What You Don't Know”もDrainの漢なVocalが潔い。
典雅なStringsをバックにSweetな雰囲気の中、Drainが男汁迸るVocalで熱く盛り上げるMichael作の“Just As Long”
アルバム最後を飾るのはVan Morrisonの70年作『His Band and the Street Choir』収録の“I've Been Working”。本領発揮の吼えまくる男気Vocalが絶品である。
(Hit-C Fiore)