今日覚えた使えるイタリア語
アドバイスをする
「プリーモ・ピアットには「ストラッシナーティ」を食べるといいと思います」
<今日のフレーズ>
Come primo dovresti assaggiare gli "strascinati".
こちらは3番目にコメントをくれたダニさんのアドバイスです。
「ストラッシナーティ」はバジリカータのあたりでよく見られるオレッキエッテに似た生パスタの一種です。
dovresti は動詞 dovere の2人称単数形、主語が tu のときの形です。
dovresti assaggiare gli strascinati で、「君は「ストラッシナーティ」を味見してみるべきだと思うよ」とアドバイスをしているのですが、やはり条件法ですから、決めつけているのではなく、実際に食べるかどうかは「君次第」というスタンスです。
このように、 dovere も「~するといいと思いますよ」と相手にやんわりとアドバイスするときによく使うんですね。
Sì, si potrebbe dire anche "devi assaggiare gli strascinati". Però questa frase non suona come un consiglio personale ma quasi come un'ordine, come dire se vai a Matera non puoi non assaggiare gli strascinati.
直説法を使って devi assaggiare gli "strascinati" ということもできますが、それだとアドバイスではなく、命令のように響いてしまうんですね。
マテーラに言ってストラッシナーティを食べないなんてありえないと言っているみたいだと。
Sì sì, proprio così.
では、 dovere を条件法で用いたアドバイスの例文をもう1つ見てみましょう。
Prima di tutto dovreste controllare se c'è posto
「あなたたちは、まず最初に、空席があるか確認してみたほうがいいでしょう」
今度は dovere が dovreste となっていましたから、 voi に対してアドバイスしていました。
dovreste controllare で、「あなたたちは確認してみたほうがいいでしょう」 se c'è posto は「空席があるかどうか」という意味ですね。
さらに、疑問文で用いるとアドバイスを求めるときにも使えます。
Secondo te, quanto tempo prima dovrei prenotare?
「君の意見では、どれくらい前に私は予約したほうがいいと思う?」
quanto tempo prima は、「どれくらい前もって」と尋ねています。
dovrei prenotare は主語が io になっていますから、「私はどれくらい前に予約したほうがいいかなぁ」と話し相手にアドバイスを求めているわけです。
いかがでしたか?動詞 dovere を使ってアドバイスができるとは少し意外だったかもしれませんね。
Eh sì, con il condizionale il significato del verbo "dovere" cambia un po'. Alla prossima puntata!
Andreaさん(斜体字)の台詞
中矢慎子先生の台詞
(学習の記録としてディクテーションに挑戦したものをそのまま載せています)
まいにちイタリア語2019年10月号応用編
しっかり学ぶ中級文法 Un giro in rete!
第6課 条件法現在の用法③ アドバイスをする
=====前回は=====
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