次男坊(広汎性発達障害・自閉症)の成長記録

次男坊(発達障害)の成長を記載します。
成長の記録という日記的な目的と、見つけてくれた人にとっての情報提供になればと。

学童

2015-11-29 22:47:37 | 成長の記録
学童についての申し込みが始まりました。

区役所でいろいろ聞くと選択肢について慎重に検討しないといけないことが分かりました。
まず、学童については障害者枠があること。その枠に申し込むかどうかは申し込み側にゆだねられているということ。障害枠で申し込むと最長6年まで学童に通えること。障害枠の生徒には加配がつくことなど。

次男坊が通いたい学童には3人の障害枠があります。そしてその枠は3年生までの既存の生徒に優先的に割り当てられます。つまり、現在1年生の障害枠に入っている生徒さんがいる場合には、その児童に優先的に1枠割り当てられます。それは3年生までで、4年生になると優先ではなくなります。
確認したところだと、現在、その学童には障害枠の生徒はおらず、3人までの申し込みなら次男坊は障害枠で入れることになります。ちなみに障害枠に申し込める条件は手帳や医師の診断のほか、通級に通うのでもOK。
次男坊は加配もあったほうがよいし、3人枠に入れる可能性も高そうということで、障害枠で申し込むことにしました。

通級

2015-11-29 22:22:10 | 成長の記録
少し前になりますが、通級の許可がでました。
席にじっと座っているなど、集中力の欠如がポイントのようです。

練馬区については来年度から3年かけて、すべての学校に通級クラスを作る予定でいるようです。
残念ながら、次男坊が通うであろう小学校に通級ができるのは再来年度の予定で、少なくとも1年間は別の学校に週1回通わないといけません

学校まで残り4ヶ月。あっという間に直前になってしまいました。最近は他人の言葉に敏感で、言われたことを聞き流すことができず、保育園でも多少のトラブルはあるようです。家でも「○○くんに××と言われた」と言っては怒ることもしばしば。
小学校でからかわれたりするのを考えると心配です...とにかく一度、学校の先生とはしっかりそのあたりを共有して、できるだけ学校生活をストレスのないものにしてあげられたらと思っています。

就学相談2回目

2015-09-19 18:39:31 | 成長の記録
先日行ってきました。

前回の就学相談で「通級が妥当と思われる」とのコメントをもらいつつも、最終決定は第2回後とのことでした。
指定された小学校にお昼過ぎに集合で、内容は

・親子と校長先生との面談
・子供の行動観察(親なし)
・親と通級校先生、就学指導員との面談


でした。
毎度ですが、来てる子供達を見ると健常児に見えます。何かのタイミングで情緒障害の症状がでるのかもしれませんが、パッと見やしばらく同じ部屋にいても全く分かりません。
黒板に絵をとても上手な絵を描いている子もおり、才能ありそうだななんて思ったり。

一方の次男坊はしばらく待ち時間が続くと、最近の課題であるじっとしていることができなくなります
他の人の机に顔出したり、黒板消しをパンパンしたり
まあ、いつも通りなので様子を見てもらうにはちょうどいいかなと

校長先生との面談
練馬区のどこかの校長先生(次男坊が行く予定ではないところ)でした。
一通り挨拶をして、子供に簡単な質問した後、家や園での様子や、今抱えている課題などを聞かれました。また、次男坊の場合には兄と同じ学校へお越境通学を予定しているので、その校長先生とは事前にお話をしておいた方がよいのではとのこと。
面談の意図は分かりませんが、とりあえず、予定している学校の校長先生とはなしをしておいた方がよいというのを聞けて良かったかなと。

子供の行動観察
子供が呼ばれて指導員の人と体育館に行きます。いつも通り、遊ぶ気満々で嬉しそうに着いて行きます。
何をやったのかの詳細は分かりませんが、相当汗をかいていたので、体を動かしたようです。

通級校先生、就学指導員との面談
通級校先生は以前、見学にも行っているので見たことある先生でした。指導員の方も前回の就学面談と同じ。
通級校の説明というよりは、行動観察のフィードバックと通級についてQ&Aという感じでした。行動観察では全体的にはなしを聞いたり、ルールを理解したり、行動したりはできるが、時折不自然な体の動かし方が見られるのと、集中力がなくなるとのことでした。そうですねと。。。
通級について(ほぼ行ける気でいますが)気になっているのは、送迎。家から1キロ近くあるので、少なくとも帰りは通級→学童の送迎をお願いするしかないのですが、みなさんどのようなサービスを利用しているのかという点。あまり、明確な回答はありませんでしたが、調べますとのこと。
練馬区については今後数年かけて全校に支援クラスを設置する予定とのことなので、それが設置されればわざわざ他校に行く必要もなくなり、悩まなくてよいのですが、我が家の場合は少なくとも1年は他校に通う必要があります。

あまり、新たな情報が得られた感じもないのですが、ざっとこんなところでした。
いよいよ就学が近づいてきた感があります。あっという間です。

人見知り

2015-09-13 00:42:13 | 成長の記録
これ、ほとんどないです。

お兄ちゃんは結構な人見知りで、小学生にも関わらず新しい集団に入ると馴染むのに時間がかかります。かなりのシャイ。

一方、次男坊はとにかくどこでも誰でも気にすることなくよくしゃべります。発語が遅かったとは思えないほど。
空気を読むようなことはしない(できない)ので、思ったことは何でも言うし、気になることは質問するし、話題が変わっても勝手に一人で継続しています
家族では唯一のタイプなので見てて楽しいです。

今年から通っているヤマハ音楽教室でも、先生の質問に答えるのはいつも次男坊が一番。

先生(ピアノを弾いて)「この歌知ってる人」

次「コスモス!」

先生「よくわかったね」

次「先生、コスモスっていつ咲くの?」

先生「いつだろうねぇ」

次「朝かなぁ夜かなぁ」

先生「じゃあ、みんなで歌おうか」

次「きっと朝だ、、、」

こんな感じです。大人になって周囲を過剰に気にするようになると、これだけ自分のペースではなしができるのは羨ましいです。
次男坊は極端ですが、経営者などにADHDの気がある人が多いというのはうなずけます。周りが気にならないというのはある意味能力だとも感じます。
この点は注意などせず、見守っていきたいものです。

我慢

2015-09-13 00:25:46 | 成長の記録
小学校を控えて、最近特に心配なのは我慢

これが本当に苦手です。たぶん、自分でもわかってて、「ほんとうに最後のお願い」なんて言いながら要求をしてきます。
ただ、それがかなわないと認識するとの大騒ぎです。要求したくなることが増えているのか、頻度も上がっています。

例えば、赤い折り紙で飛行機を作りたくなってしまったとします。

次「お父さん、折り紙で飛行機作って」

父「いいよ、何色にする?」

次「赤」

父「んー、赤がないから青でいい?」

次「えー、どうしてないの

父「でも、しょうがないよね」

次「買ってきて」

父「売ってるところ近くにないよ」

次「ダメなの

父「明日買ってこようか」

次「ダメ

こんな具合です。最終的には食べ物などで手打ちになることが多いです。
ただ、世間一般では「我慢しろわがまま言うな」の一喝でしょう。

一方、外ではある程度の我慢はしているようです。小学校になると保育園ほど先生のケアお手厚くないし、友達も徐々に容赦なくなってくるでしょう。
本人が我慢できるか、できたとしてストレスが溜まらないか心配です。外で我慢して家でガス抜きしてくれればまだいいですが。

就学相談

2015-06-26 22:40:18 | 成長の記録
6月の中旬に就学相談に行ってきました。場所は開成二中のセミナーハウスです。

到着して時間になると次男坊は田中ビネーのテストに、親は相談員と別室で状況のヒアリングを行います。

いつものごとく次男坊は初対面の心理カウンセラーの方でも全く気にせず、ニコニコして一緒に別室に行きます。
相談員とは生活におけるできるできないを○×で答えるアンケートのようなものをやりました。そのアンケートが「トイレを何とか自分でできる」「スムーズに洋服の着脱ができる」とか微妙な副詞や形容詞がついていて、判断が難しかったです。

1時間ほど経過してテストが終了し、心理カウンセラーの方が親のいる部屋に来て、テストの結果を知らせてくれました。IQは109で実際の年齢より少し上で、年明けに実施したときと大きな変化はありませんでした。
コメントとしては集中力や気持ちの切り替え、失敗への耐性に課題ありということで、まさにその通りですね。通級でのサポートがあった方がよいのではとのことでした。

通級については希望すれば行けるわけではなく、判定されて初めて通える権利が得られるので、行けるのであれば通わせてあげたいと思っています(行き帰りのサポートなど考えないといけないことは山積みですが)。最終判定としては9月にグループでの行動観察などを経てからとなります。

小学校

2015-06-09 00:45:42 | 成長の記録
6/5に練馬区の就学相談説明会に行ってきました。

この説明会は就学相談の予約を兼ねており、就学相談を希望する場合には出席する必要があります。

就学相談には保護者は150-200名くらいはいたように思います。また、区役所の方や心理相談員の方、支援学級の先生などが総勢20-30名が出席していましたが、椅子に座っているだけに見える人もちらほら。説明の内容も資料に記載していることを読むくらいで、正直なところはなしの内容で得たものはなかったです(去年も出席しましたが、ほぼ同じ資料、同じ内容)。それに開会のあいさつとかいりませんただ、就学相談の予約は必要なので…

僕は開場5分前ほどに着きましたが、すでに38番目。みなさんとても早いです。何とか希望に近い日程で予約ができましたが、会のやり方については考えて欲しいと感じました。フィードバックするシステムはないので、ブログで愚痴るぐらいしかできないですが。

今後ですが、就学相談は2回に分けられ、1回目は親の面談と発達検査(田中ビネー)。2回目は集団での行動を見るとのことです。

練馬区の子供の場合は(他区は知りませんが)下記の学校に分けられます。
普通校
特別支援学級通級(情緒障害)
特別支援学級(知的障害)
都立特別支援学校

学級は比較的軽度、都立の学校は比較的重い場合の選択になるようです。

次男坊の場合は情緒にあたるため、選択肢としては普通校に通いながら、通級するかしないかになるのかなと思います。
ただ、もし普通校に馴染めなかった場合にどういった選択肢があるのかが分からず、そのあたりは就学相談時に確認すべき点です。

あっという間に小学校を考える時期が来てしまいました。家での様子を見ていると、我慢できなかったり、細部にこだわったり、うまくできないことで大泣きしたり、集団行動に不安な点が多々見られますが、ある選択肢の中で最善のものが選択できればいいなと思っています。

トラブル

2015-05-16 23:12:43 | 成長の記録
先日、保育園でちょっとしたトラブルがあったようです。

その日、家に帰ってごはん食べているとき

次「あー、保育園行きたくない

これまでそんなことを言ったことは一度もありませんでした。

親「どうして?」

次「おこられるから

親「誰に?」

次「先生に」

とのこと。あまり多くをはなしたがらないのですが、庭で遊んでいるときに先生に怒られたとのこと。本人にその原因がわかっていて話さないのか、わからなくて話さないのかは分かりませんでした。
夜寝る前には号泣してました

原因も分からないので、連絡帳に事実だけ書いて園に伝えたところ、どうやら、前日にお友達に砂をかけたとのこと。そのときは「ごめん」と謝って収まったのですが、翌日に石を投げようとしたらしいです。先生は又聞きで子供から聞いたらしいのですが、しっかりわからせようと、「そんなことすると、もう友達と遊べないよ」と厳しめに叱ったとのことです。厳しめに言ったのは謝ればいいと思っているようなので、違うアプローチをとったとのこと。

んー、きっと石を投げようとしたのも事実だと思いますが、やはり特性を考えると違う気がします。
家でも最近はよく厳しめに叱ることもありますが、今回のように落ち込むことはないので、本人には相当ショックだったのだと思います。なぜ厳しく怒られたのかを理解してたかも微妙です。迷惑をかけるのはマズいので、注意して理解させるのは必要ですが、やり方については注意が必要だと感じました。今回のアプローチは正しいとは言えないだろうと思います。
当日は4年間ずっと次男坊をクラスを担当してくれている先生がお休みというタイミングの悪さも重なりました。
ただ、このあたりのやり方は親が園とキチンと話しておくべきことなのだと思うので、園や先生を責められるものではないと思っています。

今回は翌日本人に説明して、問題を理解し、以降は元気を取り戻して登園しています。

近々、面談があるので、そこで相談することになります。もし、普通学級に通うことになると、同じようなことが起きるのかなぁ、きっと

成長の記録(2015年4月)

2015-05-10 10:48:41 | 成長の記録(月次)
2015年4月現在(5歳6ヶ月)

言葉
- 以前あった「飲められる」のような間違ったフレーズは減ってきた。

知識
- KUMONに行き始めてからかはわからないが、書くことに対する抵抗が急激に減ってきた。今までは「書いて、書いて」と言っていたものも自分で書くように。ただ、書けないとすぐ怒る。基本的に読むのは得意だが、書くのは苦手というのは変わらない。
- 数字は書けるように。ひからがも以前より書ける字が増えた。
- KUMONへの取り組む姿勢は積極的ではないので、声をかけられると渋々やっている感じ。雑だけど大量の宿題を何とかこなしている。
- 道路の看板に出てくる地名に興味を持っている。そこに出てくる漢字も読めるものが増えている。

運動
- お兄ちゃんと家の中でボール遊びをよくしている。思い通りにならないと
- は車輪付きは何とか乗れるように。車輪外しはまだ時間がかかりそう。

行動
- あいさつや人との会話を積極的にするようになっている。お店の人とかに「名前はなんですか?」「これはいくらですか?」など敬語ではなしかけている。微笑ましい

生活
- Leaf、あかねの会、スイミングに加え、KUMON、ヤマハ音楽教室を開始。

趣味
- 兄の誕生日に叔母からもらったベイマックスのDVDに夢中。ところどころ、笑いを誘う場面がツボらしい。


きれてみた

2015-03-08 10:04:01 | 成長の記録
子供たちが言うことをあまりに聞かないので、きれてみました

我が家の揉め事のパターンとしては

次男坊がわがままを言う、迷惑かかることをやる
親が注意する(やさしく)
次男坊に対してお兄ちゃんが怒る(きびしく)
親がお兄ちゃんに言うなと注意する(きびしく)
お兄ちゃんの言うことに次男坊が怒る、文句を言う
お兄ちゃんは言うなと言われても我慢できずに次男坊に怒る
の繰り返し

です。
先日は次男坊が気に入っているホワイトボード(サービスエリアのレストランのメニューだそうです)があるのですが、それを次男坊がごはん中に落としたことから始まります。そもそも、そのホワイトボードはお兄ちゃんのために買ったので、それを占有されているお兄ちゃんとしては気に入らないという背景があります。

親「これはテーブルに置くと、落としちゃうからごはんの間は別のところに置こうね」

次「いやだ」

兄「なんでだよ、どうせ落とすんだからどかせよ

親「○○(兄)は言わなくていいから

次「なんで、そういうこと言うんだよ(To兄)

兄「そこに置いたってしょうがないだろ、バカじゃないの

親「やめなさい



親「△△(次男坊)もそれくらいで泣かないの」

兄「ほら泣いた」

(兄睨む)

次「もー、許さないぞ」(机をたたきだす)

親「やめなさい(To次)

次「お父さんもなんで怒るんだよ

このやり取りが繰り返されます。
本当に頭にきたこともあり、

親「もう、お父さん怒った、あなたたちの面倒は見ないから勝手にしなさい

と言って、寝室に閉じこもってみました。
その後、どうなったかはよく聞こえませんでしたが、喧嘩は収まったようです。

しばらくすると、ドアの隙間から、紙が。
”おとうさんもういい!”
意味がよくわからないので、放っておきましたが、さらにしばらくすると、次男坊がやってきて

次「もうやめるから」

「もうけんかしない?泣かない?」

次「うん」

こういう場合にはお兄ちゃんがマズいと思い、次男坊を差し金に使っているわけですが、そうやって自分たちで解決しようとするのはとても良いことだし、うれしかったです。

また、折を見てきれてみようかな