ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

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結局、生命が大事なの、生計が大事なの?

2020-09-21 14:04:49 | そのほか
先週の「100分de名著 デフォー”ペストの記憶”(2) 生命か、生計か究極の選択」をメモメモ




1665年 ロンドン ペスト大流行
感染症から生き残るため、人はどう行動すべきか、その葛藤に迫る

・語りてHF:ロンドンにとどまるべきか
 生命、生計の選択→現代も
 当時のロンドンの市民がどう選択したか




■HFの選択
2つの問題
(1)仕事と店を続ける
(2)自分の命を守る

・ロンドンで商売→感染リスク
・やめれば→財産を失う
→商売を続ける:商売の用事のたびによりみち・町の様子観察

ソーシャルディスタンス
・みんな通りの真ん中を歩く
 →どの家が感染してるかわからない:家からの臭気をさける
 廃墟同然のところも

命がけの買い物
・外出中に移る、食物汚染
 →域は健康だったのに、死神を連れて帰宅
・酢を満たしたツボにお金やり取り
・HF→自粛生活へ

ロンドンにとどまるのが正しいと言ってるわけではない
パンデミック:どうふるまうか読者に
感染防止によって経済的に→命に係わる

同じようなことは現代でも

近代的な小説をはじめに書いた人:事実の力
→事実を生々しく書くこと




■自粛生活中の話
・死亡者に貧しい人が多い
 →上流階級の人離れると、失業

・たくましく生きる人
ジョンヘイワード:協会の下働き、死体の運搬
笛吹(目が見えない)
 ある晩飲みすぎて眠ってしまう
 ジョン:亡くなった人の死体を笛吹の隣に
  笛吹と死体2体を積んでいく
 →笛吹死体の中で眠りこけ、生き埋め
 穴の前に:死体の山から頭出し、
 笛吹:「ここはどこだ!」
 ヘイワード「あんた何者」
 笛吹「笛吹。ここどこだ!」
 ヘイワード「あんたこれからうめられるところ」
 笛吹を助けおろし、仕事に向かう

 笛吹はどうなったかわからない
 ヘイワード:ペストにかからず、教会の下働きとして生きる

小説:王政復古→宮廷需要→これから良くなる矢先→ペスト
現在:インバウンド→需要→これから良くなる矢先→コロナ

ギャグシーンは絶対必要

もっとも弱弱しい人だけど、一番勇敢

軽いブレーキ・リアリティ




■ロンドンで、ある現象
・あにのいえを見守り:在庫の管理任された
・3,4人の女性が山高帽→不信
・さらに女性でてくる
 「一体全体何をしている」
 盗みをしているように見えない
 →持ち主がいないものと聞いたので
→悪びれもせず盗みをしてしまう

・失業している人→援助の手
 寄付、個人的に多額の金

パニックを起こしてこういうことをしているわけではない
→普通の延長で犯罪:怖くもある
 上品なご婦人が、上品な姿のまま犯罪
→日常、常識がかなり危ういんではないか
 ぞくぞくするこわさ

盗み人、ボランティアする人が別の人ではない可能性
 帽子はとってもいいけど、貧しい人には寄付する

自粛警察

善悪の区別がわからなくなってくる

正解や出口も見えない中で、どうするか
→読者が自分で考える
 スケープゴートを攻撃することで不安が解消

 冷静にベターは選ぶがベストとは考えない

(これが明日もベストではない)

【おしまい】



・・・結局、生命が大事なの、生計が大事なの?よくわかんない・・・

しかたないなあ~教えてあげよう

答え:所得(ないしは財産)によって答えが異なる
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