イチローさん | 海をみていたい

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日常。思ったこと、メモがわりだったり、テンションあがって発信したかったり、観劇、観戦、鑑賞日記です。
濱田めぐみさん、町田樹さん、パナソニックワイルドナイツ好き、現在連日HIDEKIさんを思い出しています。
趣味は携帯写真。

引退会見の翌日、帰宅途中にふと近所のバス停にイチローさんの姿があったのを見つけて。

ほとんど毎日歩いているのに気づかなったイチローさんの広告。

 

イチローさんの引退によせて書かれた記事。順番が逆になりますが載せます。

イチローさんを讃える引退の舞台をセッティングされたシアトルマリナーズ。めっちゃかっこいいと思います。

 

野球をいつも好きだったわけじゃないんです。

たぶん最初に好きになった選手は若菜さん。当時は父が巨人ファンで夕食が終わると、よくテレビが点いていて画面にはその対戦チームでテレビのど真ん中に映る背中が若菜さんで、巨人打者がファールして打ち上げたボールをキャッチャーミットを脱ぎ飛ばしてキャッチする若菜さんにほれぼれしたんです。かっこいいいい-------ってイエローハーツ

若菜さんの下敷きも大切にしてました。背が高くて笑い顔がキュートで。新宿の百貨店にタイガースショップがあるんです。

そう言えば秀樹さんの下敷きもいっぱい買ってたなぁラブラブ秀樹さんのは商店街の文具店に当たり前にありましたよね。

若菜さんと真弓さんと小林繁さん、イケメン揃いの阪神を応援してました。

野球に興味があったというよりはイケメンが基本的に好きなんですラブ照れウインク

次にかっこ良かったのは若き獅子たち~西武ライオンズでした。西友とかPePeにはいつも優勝時、ライオンズの応援歌が流れていたし、当時のライオンズはかっこ良くて強くてイケメンスター揃いで4月シーズンが始まる時期には車内に飾られてた選手写真もうっとり眺めていました。

月日は流れいつの間にか仰木監督とイチローさんのオリックスに魅かれて、あの頃ゴールデンウイークには西武球場でオリックス戦が組まれていて、その時期に必ず一回は観に行っていました。西武線の奥の方はヒデキさんで親しんだユネスコ村とかあるので遠いけれど気軽に行く感じでした。

その前かな?野茂さんが日本野球界からは無視されたまま大リーグに挑戦したのは?

野茂さんの試合をアマチュア時代とか日本で観たことは一度もないんですが、その頃すでに両親がカリフォルニアに永住していたのでLAタイムズからの情報など手紙に書いてくれていたこともあって野茂さんの最初の登板からからほぼ全試合を日本でBSで観ていました。

野茂さんが最後にドジャースに戻ってきたときにはこの日に行かなければ二度と観られないと直感して、独りでドジャース球場に出掛けて、車も運転できないから球場がてっぺんにある小山をとことこ登っていたら球場で働いている人がどこ行くの?と車で拾ってくれてチケット売り場まで乗せてくれました。並んで購入した当日券は微妙な席でしたが、観戦しているとさっきの職員さんが空席を見つけてくれてここ座ったら?と、それこそテレビでみるようなど真ん中に座らせてもらいました。全然英語も出来ないから怖さ知らずというか、隣席の子供たちのコーチをしているという男性とも片言で喋りながら楽しく観戦ビックリマークドジャースのユニフォームを着た野茂さんの投球を観れてしあわせでした。

イチローさんといえば、松坂君が横浜高校からライオンズに入団してすぐにやはりオリックス戦があって、絶対この日に登板する、とあたりをつけてチケットを購入して観に行きました。

あの試合も大興奮でした。若い松坂君のスピードあふれる投球。イチローさんの三振とか、ひっかけたり、イチローさんの意地もちゃんと見えて、ほんとうに見応えありました。

そして大好きなイチローさんがマリナーズに移籍してからはシアトルが遠過ぎて観に行けなかったんですが、ある日、向うに住んでいる両親の自宅から近いエンジェルススタジアムにマリナーズが来る!ということがわかって、球場へ。ちょうどエンゼルスは長谷川選手、マリナーズに佐々木投手が居て、ワクワクしていたんですが、表裏数回観たところで父が具合が悪いと言いだし、席もかなり良席だったにもかかわらず球場を後にしたのが最後でした。

実は先週の18日に偶然用事があってお仕事お休みをいただいていたので、どうしても行かなくっちゃ、と東京ドームへ足を運ぶつもりでした。

でもなんとなく、辞めて。

なんとなくと書きましたが、説明しずらいんですが、観たいけれど見たくない、というか、

秀樹さんの最期の中野サンプラザへ行かなかったことも自分の中で同じような気持ちがあったことに思いあたって。

一番輝いていた時の大好きな大スターの自分なりの記憶が鮮明にあるから、

打てないイチローさんも、辛そうな秀樹さんも観る勇気がなかったんです。

 

この記事にもあるように、イチローさんを観ていればその日が近いということはわかっていました。

いつまでも活躍してほしい気持ちと、それは不可能だという現実と。

自分が直視できない弱さを持っていて。

 

他人事ながら、マリナーズに感謝ですえーん

マリナーズが私たちと同じように、いえ、それ以上にイチローさんを愛していてくれていたんだね、って。