TOKIO 長瀬智也 | 海をみていたい

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日常。思ったこと、メモがわりだったり、テンションあがって発信したかったり、観劇、観戦、鑑賞日記です。
濱田めぐみさん、町田樹さん、パナソニックワイルドナイツ好き、現在連日HIDEKIさんを思い出しています。
趣味は携帯写真。

いろいろとか雑感って項目でつれづれに書いていましたが、TOKIO消滅という事実を受け、読み直しました。

今年の2月

6月

長瀬君のことと春馬くんの事をヒデキさんにからめてちょこっと書いてました。TOKIOって項目も加えました。

エンターテイメント界からいなくなってしまうことの重大さ。職場での移動とか退職とはわけが違うんです。代わりの人がいる職場と、誰にでも出来るものじゃない才能=タレントという存在。

 

なんだか悔しいので、愚痴愚痴になってしまいますが、思いを書きたくて。

愚痴なんて嫌だ!というかたはもちろんスルーで。

 

申し訳ないけれど、正直に言わせてもらえば、あのグループで最も才能があったのは長瀬君です。

もちろん、長く続けるのも才能のひとつでもあります。それは努力の賜物でもあります。が、エンターテイメント性のある、エンターテイメントという意味の才能という意味で長けているのがナガセなんです。

山口くんにはどちらも欠片もなかったからこの業界から消えて当然だったのでしょう。

太一さんにはタレント性があって、演技も5人のなかで一番うまいです。(落語家役の映画、あれ、良かったですよね。なんというタイトルでしたっけ?)

また、当時の彼女さんから習って一からピアノ🎹をひけるようになった努力家でもあり、この世界で長く続ける才能もあります。

 

智也をうまくないと書いてしまいましたが長瀬のうたう「本日、未熟者」なんか本家中島みゆきさんをはるかに凌ぐ歌唱でめっちゃうまいし、「ランフリー」(甲斐よしひろさん)も感動的だし、「雨傘」(椎名林檎さん)もカッコイイ。けれども、いつも音程が定まらない歌いかたを長瀬君はするので、ついヒデキさんと比べて下手だな~と思ってしまいますが、それで智也ファンとけんかになったこともありました。(当時、長瀬君はLIVEツアーと智也主演の連ドラ撮影がいつも重なっていて、連日明け方まで撮影で、週末に会場入りみたいなスケジュールでした。無謀な殺人的スケジュールに素直な長瀬君。それでも音程外すな、って聴きながら怒っていた私💦)

 

ヒデキさんのレベルが高過ぎて、耳が最初からヒデキ基準なので仕方ないんですが、許せないものは許せないんです。けれども、歌を伝える能力、音楽を創り出す能力、台本を読み取り音楽に還元する能力(歌唱)は高いんです。テレビなんかじゃ伝わらない!ステージの智也は魅力的でした。努力の積み重ねでギターもハーモニカもかっこ良かったし、たぶん、世間的な評価がされていないので言わせてもらいますが、長瀬智也はしっかり音楽人でした。

見た目もとにかくカッコいい。ダサく不細工な格好していてもカッコいい。あと、めっちゃ優しそう。

演技も歌もあまりうまくない長瀬くんの抜きんでたもの≪才能=タレントは、少なくとも音楽的に凡人揃いの(凡人以下のレベルもいる!)のジャニーズ所属人の中で突出していました。いえ、ほかの事務所所属だったら音楽人としての活動ももっと出来たのでは?

 

茂さんやマボは歌も演技も下手ですが、地道に真面目に長く続ける才能があって、特にまぼは気遣いの人で、喋る才能もあります。ほとんどのジャニタレの凄いのは話す能力かもしれません。なんだかんだ喋れる、って今、現在のあの業界では重要なポイントで。

 まぼや茂さんにTOKIOは何度も救われたんだと思います。たぶん、表に出なかったこと、私たちの知らないこと、など、ありそうです。

 

 

 

長瀬君は音楽的なエンターテイメント性だけでなく、芝居のコメディセンスもあったし、主役のオーラを持っていたんです。

この数年、ドラマ出演もなく、音楽番組もなく、ソロでのCDもなく、レギュラー番組も干され続けて、自分のラジオ番組や連載まで終了して、その果てが裏方にまわらなくてはいけなかった…。

何なんでしょうか?

ジャニーズなんかどうでもよくて、他の事務所さんは長瀬をマネージメントしたいと思わなかったんでしょうか?手を差し伸べられない理由があったんでしょうか?大人計画なんかに所属したらきっと、面白かったんですが。

それほどまでにジャニ王国と呼ばれる気持ちの悪い『力』関係がはびこっているのでしょうか?

 

救い出してほしい。

黒い闇がありそうで、

これ以上はダメなのかもしれません。

 

 

 

 

入所して30年の節目、 「入所って、まるでプリズンじゃないですか」の取材者の質問に、「だってプリズンみたいでしょ?」と智也。

 25周年が出来なかったことも辛いし、この何もないままの、誰からもひきとめてもらえないという現状が嘘でしょ? ほぼ引退宣言に繋がってしまったのが痛い。その世界が怖い。

 わずか11歳から30年もジャニーズというプリズンに居て、誰よりも才能があるのに、誰よりも努力をする才能もあったのに、表舞台から消えてしまうのがほんとうに惜しい。

でも30年といえば社会人だったら、そろそろ定年後のことを考える時期ですよね。

長瀬君が30年続けてきたんだから、プリズンから退所したいと考えるのは普通の感覚なのかもしれません。

長瀬君、お疲れ様でした。と、送り出してあげるべきなんでしょうね、、、きっと。

 

 

 

 

 

 

 

20年近く前は、「5 A HEAD」とか「glider」とかライブツアーが楽しくて、当時1月の寒い東北から九州、大阪、名古屋など周って、3月末の桜舞う武道館まで、 LIVE TOUR全国参戦してました。

TOKIOはなんといってもライブでした。今では バラエティやっている方が向いているメンバーも確かにいますが、TOKIOは音楽のステージが最高に似合っていました。

 

CD購入の特典だったかなライブのあと握手会みたいのもあって、直接長瀬君に声をかけるチャンスがありました。前々から思っていたこと「長瀬君のつくる音楽が楽しみだからTOKIOとは別に長瀬君のアルバムをつくってほしい」みたいなことを話したら、長瀬君がいきなり頭から覆いかぶさるように顔を載せて、がっしりとハグしてきたんです。会場からは長瀬ファンからのギャーと悲鳴があがり、係員さんが剥がしに飛びかかってきたんだけれど、長瀬君が離さない!桜庭祐一郎は発売されていた後だったかな?そういうドラマとタイアップとかはあったけれど、まだ智也自身のソロアルバムは制作されていなかったので、その言葉がよっぽど嬉しかたんだと思います。長瀬君はニマーッと笑っていたんです。

 当時、私自身は舞台の長瀬君の手前に立って居た山口くんに(なんだ俺のファンじゃなかったんだ?)と思われやしないかハラハラで(おバカなファン心理です(^^;これも)、長瀬早く離せ、って😅智也の次が城島リーダーで今度は両手でにこーっと握手してくれて、え、え、山口くんの握手の感覚までなくなっちゃったじゃない…と(笑)壇上から降りると、智也ファンから何やってんの!!?とまで、言われてしまって…(苦笑)

(これって、智也ファンじゃなかったから思ったこと言えたんです。ファンだとその人に何も言えなくなっちゃう。この心理、わかりますよね?)

その出来事で、長瀬君、コツコツと音楽に取り組んでいるんだな~っと感じていました。

 

その後、TOKIOの音楽が智也プロデュースになってきて、その色が出てきて、彼らしい音楽が心地良く響いていたのはファンも納得で、次のアルバムは?次のliveは?と心待ちにしていました。

 CD発売に合わせてユニバーサルがアコギライブも時々やってくれていて、武道館ライブと違って完全にTOKIOだけのアレンジ構成で武道館よりも小さな箱で、ほんとに楽しかった。

 

ただTOKIOのCDは爆発的に売れない。紅白には連続出場していましたがジャニオタとは違うマニアックなその魅力はジャニーズの王道ではありませんでした。ジャニタレのステージイベントではなく、ちゃんとした音楽的なライブステージだったのに、世間からアイドルとしか評価されていないのもあの方と似ています。

利益面でドームが主流のジャニーズからはお荷物とみなされていたんでしょうか。

ロックフェスティバルにTOO YOUNG TO DAIの赤鬼姿で出演されたときもしあわせそうでしたね。完全なヘビメタバンド(笑)

 

 この先、裏方とはどんなスタンスでやっていくのか、想像もつきません。もともと裏方っぽい人なら大賛成なのですが、少なくともあの事務所の中でも抜きんでていますよ!長瀬君は。

 ヒデキさんが独立したかったわけではないのに、コンサートに莫大な費用がかかる(赤字が出る)からと芸映から暖簾分けみたいな体で放り出されたのと同じように、残る三人はジャニーズ事務所の傘下という位置づけです。体よく、追い払われてしまいました。

 

 

 

振り返ってみると、

わたしがヒデキさんをほぼ10数年間で離れてしまったように、TOKIOも約10数年で離れてしまってたんです。

その10数年間はどちらも最高の輝いていたパフォーマンスを披露してくれていて、それぞれ彼らを濃く眺めていられた時間でもあるので、善しとしなければならないのかもしれません。

 

その頃の一番好きだったシングルは『GREEN』かな。とにかくライブでこの曲がはじまると涙腺おかしくなってました。NeighborSouthendもよかったし。

ライブ映像みていると、HEY! Mr.SAMPLING MANとか、Symphonicとか懐かしいし、今でものれそうだし、タノシカッタナァ~音譜