こんにちは。

 

 

キャッシュレス取引の推進を政府が行ったことで、
昨年あたりからこれまで以上に
電子マネーなどでの決済をする方が増えています。

 

 

paypayなどはCMでもよく見かけるので、
その代表例ではあるかと思いますが、
私自身も使っていて、非常に便利だなと思います。

 

 

財布を持ち歩かなくても、
いちいちATMからお金をおろさなくても済むわけですから、
便利な世の中になったなと思います。

 

 

ただ、最近このキャッシュレスを頻繁に利用していて
感じたこともいくつかありました。

 

 

その最も大きなものが、
 

 

「お金を使っている感覚がなくなること」

 

 

これは実は怖いことだなと思います。

 

 

手軽に支払いが出来るわけですから、
便利ではあるのですが、
支払っている感覚がない。

 

 

なんだかゲームの中で使えるお金を使っているイメージですね。

 

 

そうなるとどうなるか。

 

 

お金を使っている感覚がないため、
収入と支出のバランス感覚が分からなくなってきてしまいます。

 

 

というのも、
私自身、送られてきたカードの請求書を見て震えました。

 

 

「こんなに使っていたっけ...?」

まったく自覚はありません。
 

 

しかし、確かに使っています。

 

 

これは家計簿をつける感覚を持っている方であれば、
どれほどヤバいことであるかはお分かりでしょう。

 

 

そして、
そんな無自覚な消費が増えるということは、
借金体質を持っている方の場合、
負債がどんどん増えていくことを意味しています。

 

 

つまり借金地獄が加速していくということですね。

 

 

かつてアメリカでは、
クレジットカード依存症の人たちが、
クレジットカードにハサミを入れてもらうサービス
利用している話を耳にしました。

 

 

それを聞いたときは笑い話かと思いましたが、
キャッシュレス決済の推進は、
このクレジットカード依存症よりも、
深刻で怖いものであると思います。

 

 

世の中が便利になるのは良いことですが、
それは同時に、破綻をきたす人も増えることを意味するものであると思います。

 

 

結局キャッシュレス決済はクレジットカードを幾つも作るのと、
ある意味同じことであるので、
知らない間に依存症になる可能性があります。

 

 

これは怖いことですので、
今現在自分が借金体質だなと思う方は、
気をつけた方が良いかもしれません。

 

 

他にもリスクはいくつかありますが、
私が一番リスクだと思ったのは、
この感覚麻痺に陥ることであるということです。

 

 

便利になった代わりに、
使う人のコントロールが難しくなる、
というのも皮肉なものだなと思います。