ウリパパの日記

自由気ままに・・・

初めて大戸緑地を散策 2020.8.14

2020-08-14 20:40:41 | 自然

長い夏休みも残り3日となりました。今日も猛暑が続き八王子の最高気温は35.2℃と6日連続の猛暑日です。天気が安定して午後の雷雨は発生しなかったため、夕方になっても暑さが続いています。

昨夜、多摩の都立公園のHPを見ていたところ、陵南公園、小宮公園、滝山公園、大戸緑地が紹介されていました。大戸緑地は境川の源流地にあり、大地沢青少年センター北側の緑地が都立公園として整備されているようです。大地沢青少年センターには何度か訪れたことがありますが、大戸緑地は存在すら知りませんでした。2011年(平成23年)4月に開園したので、比較的新しい自然公園です。早春には春の花を探しに訪れたいところです。今日はその下見を目的に、午後から散策に出かけました。自宅から歩いて行けないこともありませんが、さすがに暑いので、自動車を利用しました。

大戸緑地には数台の駐車スペースがありますが、そこへ至るまでの道幅が非常に狭く、しかも迷路のような住宅街の中を通り抜けます。標識が出ているので迷うことはありませんが、事前調査が必要かもしれません。草地広場の駐車場には1台も先客がありません。密を避けるどころか、人の気配が無いので熊に注意が必要かもしれません(笑)。

 

まずは公園の案内図を見ます。3つの丘を散策路で行き来できるようです。今日は駐車場から一番近い雨乞い場の碑へ登ってみることにしました。

 

大戸緑地十景の紹介がありました。雨乞いの場からの眺望が一位となっています。春には山桜の丘のカタクリ群生地(第7位)に行ってみたいですね。

 

雨乞いの場へ向けて丘を登ります。

 

ヤマホトトギスの花が咲き始めています。

 

ハイキングコースが整備されているので迷うことはありません。

 

10分ほどで小高い見晴らしの良い丘に到着。橋本方面の高層ビルを見渡します。空気が澄んでいる町田から横浜方面を遠望できるようです。

 

これが雨乞い場の碑です。昭和22年までこの山頂が雨乞いの場として使われていたそうです。

ここで折り返すと目標の10000歩には程遠いので、もう少し奥へ進んでみることにしました。暫く尾根を歩くと、コース脇からハイキング客が出てきたのでびっくり。初めて人に会いました。ランの花を探しているそうです。この時期にラン?話を聞くと夏に咲くムヨウランの一種で、この尾根道でよく見かけるそうです。帰りに探してみることにしましょう。

 

しばらく歩くと分岐にさしかかります。段木入の広場は下ってしまうので、暫く尾根道を歩き権現平方面へ向かいます。

 

見晴らしの良い尾根道が続いています。このまま進むと南高尾山稜へ出るのかもしれません。暫く歩いて引き返すことにしました。

 

先ほど女性の方が出てきた近くの斜面を探してみると、黒い花径の先にムヨウランらしい花の蕾が見えました。高尾山で6月に見かけるムヨウランに似た姿です。

 

花が咲いていないか、少し崖を下って探したところ、一輪咲いていました。帰宅後に調べてみると、トサノクロムヨウランのようです。

 

もう一輪咲いていました。

 

群生した姿です。花は午前中に咲くことが多いようですが、ほとんどの株は花が終わっていました。時期的に少し遅いようです。

初めて訪れた大戸緑地。今日歩いたのは全体の30%にも満たないエリアです。カタクリやシュンランの咲く早春や、紅葉の頃にゆっくりと散策してみたいですね。トサノクロムヨウランは8月上旬の午前中ですかね。来年の楽しみとしましょう。

 

 


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