ウリパパの日記

自由気ままに・・・

ペテルギウスの異変 2020.2.8

2020-02-08 17:40:24 | 自然

冬は空気が澄み渡るため、会社帰りなどによく夜空を見上げます。今年はやけにオリオン座のペテルギウスが暗くなっていることに気づいていました。もともと変光星なのでそんなものかなと思っていたところ、今週(2月3日)の朝日新聞夕刊の1面にペテルギウス異変の記事が掲載されていたので紹介します。

 

もともとペテルギウスは21個ある1等星の中で9番目に明るい星でしたが、現在は一番暗い1等星となってしまいました。1.4等級でリゲルよりはるかに暗く、3つ星と同程度の明るさで見えています。直径が太陽の約1000倍のペテルギウスは超新星爆発を10万年以内に起こすと考えられています。突然暗くなったのはその兆候ではないかと話題になっているようです。地球から比較的近い星ですが、約700光年離れているので、500年前に超新星爆発していたとしても地球でその姿が見えるのは200年後。700年前に爆発していれば今年見えることになりますが、その確率は非常に低いですね。超新星爆発の光が届くときには、まずスーパーカミオカンデでニュートリノが観測され、その20時間後に光り始めるそうです。明るさは-10等級で半月に近く、昼間でも見えるとか。ロマンをかきたてますね。生きている間に見てみたいものです。

 

ペテルギウスのイメージです。年老いて不安定になり球形を保てなくなるそうです。

 

今日、郵便局で購入した84円切手にも、このペテルギウスの想像図が使われていました。

 

この切手シートは使わずに大事に保管しておきましょう。生きている間にペテルギウスの爆発が見えることを期待して・・・

 

 


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