れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)とノササゲ(野大角豆)

2020-09-25 06:16:20 | 野の花日記

 

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)とノササゲ(野大角豆)

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
<マメ科ササゲ属>
今年はあまり出会えなかったヤブツルアズキ。
里山に出掛けなかったからだ。これからはもっと出会えなくなるだろう。

栽培種の小豆の原種と言われている。



つる状の1年草で、全体にあらい毛が目立つ。

葉は卵形をした小葉3枚からなる複葉で、先がとがっている。


(花の下の葉はヤブツルアズキの葉ではなくて、ツリフネソウっぽい?)
左上に少し卵形をした小葉の3枚からなっている複葉が見えるかしら?
☆ついでにまだ青いけれど棒状の果実ができています。

葉腋から花序を出し、
その先に長さ2センチほどの黄色い蝶形花が集まってつく。

豆果は長さが4~9センチの細長い筒状で中に種子が10個前後入っている。
ノアズキとヤブツルアズキの花はそっくりだが、
実の形が、ノアズキは袋状で、ヤブツルアズキは長い棒状が特徴。

 

ノササゲ<野大角豆>
<マメ科ノササゲ属>

何と言っても、ノササゲの花が終わり、豆果ができた時の、
あの美しい紫色の豆果がたまらない人は多いでしょう。
そして中の豆(種子)が濃藍色はたまらない魅力がある。



別名はキツネササゲで、食用のササゲに似て野に生える事が名前の由来。


小葉3枚の複葉が茎に互生する。
葉腋から、長さ1,5~2センチの淡黄色の蝶形花が集まる花序がぶら下がる。

長さ2~5センチの豆果は、秋に美しい紫色に熟す。
さやが割れると中から3~5個の濃藍色の種子がでてくる。
山地や藪や林縁などで見られる。

なかなかこの時期に出会えないのが残念だ。

 

 


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