相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

災いを防ぐ守り神「北向庚申神社」の桜も終焉へ!!

2024-04-19 17:35:04 | 神社
座間栗原中央、座間総合高校の北側に庚申信仰、庚申塔を神体とした「北向庚申神社」は鎮座している。祭神は猿田彦大命と青面金剛と帝釈天である。境内の由緒板によるとこの神社のご神体は明和8年(1771)に神栗原地区の人々が住民と通行者の安全を願い村はずれの鬼門の北向き辻に建立した厄払いの「庚申塔」である。初代の「庚申塔」は亀裂が生じ慶応4年(1868)に新しく庚申塔を建立し二基の庚申塔が北向きに並んで建てられた。北は人々に災いをもたらす方角といわれここに建てられた「庚申塔」は災いを防ぐ守り神として信仰を集め多くの安全祈願の絵馬が奉納された。この頃から近隣の町や村にも評判が伝わり昭和時代に入ると多くの参拝者が訪れるようになり大変賑わったようである。昭和10年(1935)、地域の人々と信者の願いが叶い二基の庚申塔をご神体とした「社殿」が造られた神社である。社殿後方に一本の「桜」が終焉を迎え葉桜になっている。(2404)
 
 
 
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「相模が丘仲良し小道」で咲く遅咲き「桜」いろいろ!!

2024-04-19 10:08:27 | 道・緑道
相模が丘の住宅街を南北に全長1.6kmの「仲よし小道」がある。ここには64品種、220本もの多種多様な桜が植えられており「さくら百華の道」と呼ばれている。「河津桜」から始まった桜リレーも「ソメイヨシノ」が終焉を迎え、ここ「仲良し小道」では今月中旬以降遅咲きの「松月」=八重咲の淡紅色、「楊貴妃」=大輪、「天の川」=中輪、「妹背」=大輪紅色、「蘭蘭」=大輪白色、「花笠」=大輪紅色、「雨情枝垂」=中輪八重咲が咲き乱れ華やかな桜景を創り出している。桜以外にもヤマブキ、ツツジ、コデマリ小道を彩り始めた。(2404)
 
 
 
 
 
 

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青山の鎮守、火防神として尊崇されている「秋葉神社」

2024-04-19 07:29:37 | 神社
港区北青山、表参道駅そばに青山の鎮守、火防神として尊崇されている「秋葉神社」は鎮座している。元は青山「善光寺」境内鎮守として奉祀されていたが明治維新後、神仏判然の別により同寺院より分割された。創建は文政10年(1827)。祭神は稲荷大神・秋葉大神・御嶽大神。三神を奉斎することから「三社さま」とも呼ばれる。表参道駅A2出口の目の前に昨年建て替えられた鳥居が構えられた57坪ほどの境内正面にコンクリート造りの本殿、木造りの拝殿がある。(2404)
 
 
 

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「県立相模原公園」では「ネモフィラ」と「リナリア」が競い咲き!!

2024-04-18 15:22:12 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。今、桜が終焉を迎えてハナミズキ、チューリップ、ハナモモ、ユキヤナギ、ヤマブキ、コデマリなどが咲き始めた。もう一つは「ネモフィラ」である。数年前は芝生広場、イベント広場の遊歩道側一面に咲き乱れていたがエリアが縮小され淋しくなったのが残念である。「ネモフィラ」はムラサキ科ネモフィラ属一年草の植物で「nemophila」はギリシア語の「nemos」(小さな森)と「phileo」(愛する)が語源で原種が森の周辺の明るい日だまりに自生することに由来する。青い花の中心が白いその花姿から英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれている。群生して咲くさまを「森の妖精」とたとえられ、一本一本は本当に小さな愛らしい花であるが、すべてが満開となって咲きそろい密集するとまるで青い絨毯を敷き詰めたような花の塊となる。今年はこの「ネモフィラ」と一緒に初めてお見えしたのが金魚のような可憐な花姿の「リナリア」(ヒメキンギョソウ)が競うように咲き始めている。オオバコ(ゴマノハグサ)科ウンラン(リナリア)属の1年草である。たくさんの花色があり、金魚のような花形(スナップ咲き)や、釣鐘状に開く花形(ベル咲き)があり、甘くソフトな香りと多彩な花色が魅力。(2404)
 
 
 
 
 

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「東叡山寛永寺」伽藍の一つ「清水観音堂」

2024-04-18 10:30:16 | 公園・庭園
台東区上野(公園)に寛永8年(1631)に建立の天台宗「東叡山寛永寺」の伽藍の一つ「清水観音堂」が鎮座している。寛永2年(1625)天海大僧正が二代将軍「徳川秀忠公」寄進の上野の山に「平安京」「比叡山」の関係に倣って開山した。「比叡山」が京都御所の鬼門を守るという思想を江戸にも導入し江戸城の鬼門の守りとした。そして比叡山や京都の有名寺院になぞらえた堂舎を次々と建立した中の一つが「清水観音堂」で「京都の清水寺」を見立てたお堂である。「清水観音堂」には京都の「清水寺」安置と同じ「千手観世音菩薩像」が奉納されている。初めは上野公園内の「擂鉢山」に清水寺と同じ舞台作りで建てられたが元禄初期に今の噴水広場の地に「寛永寺総本堂」の「根本中堂」建設により元禄7年(1694)に現在地に移築された。「上野の山」に現存する創建年時の明確な最古の建造物で国指定重要文化財に指定されている。観音堂の前境内に配された「月の松」は江戸時代の浮世絵師歌川広重の「名所江戸百景」において「上野清水堂不忍ノ池」、そして「上野山内月の松」として描かれおり皆が必ず「不忍池」方向を眺める名所となっている。(2404)
 
 
 

月の松





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