相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

朱塗りの社殿と政子石「旗上弁財天社」

2019-06-24 10:18:01 | 神社
鎌倉市雪ノ下、「鶴岡八幡宮」三の鳥居そばの「源氏池」に浮かぶ島に鶴岡八幡宮の境内社として「旗上弁財天社」は鎮座する。創建は承久3年(1221)。源頼朝の旗挙げに際しては家運長久の守護神として弁財天が現れ、霊験があったと伝えられ北条政子が建立。幕政を好まず皇権回復を図る後鳥羽上皇に対し北条政子が当地に御家人たちを集め旗上げ(承久の乱)したことが興りである。主祭神は弁財天。他に多紀理毘売命、市寸嶋比売命、多岐都比売命を祀る。弁財天は仏教の守護神、明治の廃仏毀釈で破壊されたが昭和31年(1956)に再興。現在の社殿は「鶴岡八幡宮」創建800年にあたる昭和55年(1980)に復元された。参道や島に並ぶ数多くの旗は奉納された源氏の二引の白旗。朱塗りの「社殿」、右に社務所、社殿裏手には源頼朝が北条政子の安産を祈ったと言われる「政子石」がある。朱塗りの社殿の周りは源氏池に囲まれまもなく蓮の花が開花し埋め尽くされ一層華やかとなる。当社は鎌倉・江ノ島七福神札所の一つである。(1906)












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