相模太夫の旅録=Tabi Log

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相模国延喜式内中随一の社格、海老名の総氏神「有鹿神社」

2019-10-15 10:16:15 | 神社
海老名市上郷に江戸時代には海老名郷五村の総鎮守で「お有鹿様」と呼ばれている「有鹿神社」はある。創建年は不詳だが、天平勝宝6年(754)には藤原廣政が神祠を補修、その翌々年には墾田五百町歩を寄進の記録がある。日本三代実録には貞観11年(869)に 従五位上に昇階との記録あり有に1300年近い社歴ということになる。室町の大乱により美麗な社殿と広大な境内を喪失した後、再建され今日に至っている。神奈川県県央に流れる鳩川(有鹿河)沿いに形成された地域(有鹿郷)に鎮座する神社であり本宮、奥宮、中宮の三社からなる相模国延喜式内中随一の社格を有する神社である。鎌倉時代に神社界の最高位である「正一位」を朝廷より賜っている。この時期の社殿は豪奢であり有鹿神社の神宮寺である総持院と合わせ十二の坊舎が甍を並べ、蒼々たる大境内を誇っていた。「鳥居」を潜ると正面に元和8年(1622)に再建された本殿を覆う覆殿、幣殿、拝殿の三東一宇の「社殿」「神楽殿」「鐘楼」がある。日枝、稲荷、諏訪の境内社の「有鹿天神社」がある。勝坂遺跡の一角に「有鹿神社」の「奥宮」の小さな祠がある。(1910)
 
 
 
 
 

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