相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

平安京の遺構、東寺真言宗の総本山「東寺」威容!!

2019-12-11 13:48:25 | 寺院
東寺は京都市南区九条町に真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の総本山の「東寺」はある。正式名は「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」「弥勒八幡山総持普賢院」。別称「左大寺」「教王護国寺」とも呼ばれる。創建は延暦15年(796)。創建からおよそ1200年の寺歴を刻む。開基は桓武天皇。本尊は薬師如来(重要文化財)。寺紋は東寺雲と呼ばれる雲形紋。東寺は平安京鎮護のための「官寺」(国立の寺院)として建立された後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集め、21世紀の今日も京都の代表的な寺院名所として昭和9年(1934)に国史跡に指定、平成6年(1994)に「古都京都の文化財」の構成資産として世界遺産に登録された。15.8haの広大な寺域に国宝で入り母屋造りの「金堂」(本堂)、国宝で京都のランドマーク、高さ55mの「五重塔」、国宝でかつての弘法大師の住まい「御影堂」(大師堂)、その他講堂、食堂、毘沙門堂、宝蔵、宝物館が建ち並ぶ。五重塔の近くに「瓢箪池」、大日堂の傍に「蓮池」が配されている。弘法大師(空海)は密教の主尊である大日如来を境内の中心に据え、広大な寺域に曼荼羅を表現しようとしたといわれている。国宝25、重要文化財52件の大伽藍は世界遺産に相応しい威容であった。当寺は真言宗十八本山第9番、西国愛染十七霊場第8番、洛陽三十三所観音霊場第23番、京都十三仏霊場第12番、都七福神(毘沙門天)神仏霊場巡拝の道第84番、京都十二薬師霊場第2番札所等札所である。(1911)







 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鶴岡八幡宮の柳原神池の橋の... | トップ | お稲荷さんの総本宮「伏見稲... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺院」カテゴリの最新記事