敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

悪い鯛焼き

2020年05月27日 | 鑑賞
4/15付弊ブログで『悪い刑事』と題してアップ。
タイトルは韓流ドラマなのだが、
その時にはまだ放送が始まったばかりの2話目で、
作品自体には、ほぼほぼ触れずに終わった。

BS12で毎週土日オンエア。24日に14話に達した。
前話で、主人公の敵役チャン検事
・・・サイコパスを演じるキム・ ゴヌが
芸人の粗品に似ていると4/15では紹介・・・
がついに死に、新たな殺人鬼が出現した回。
つまり、次のフェーズに入ったのだが。

チャンとの死闘で傷ついたシン・ハギュン演じる
ウ・テソクSNSチーム長(主人公)が短い休暇中、
彼を慕う後輩が、復帰を乞う時に差し入れるのが
鯛焼き……ん?韓国に?? と調べたら、
プンオパン、直訳すると鮒パンと判明した。

発祥は明治時代だと言われる鯛焼き。
日本では、めでたいに掛けて誕生したらしいが、
プンオにも「吉」的な意味があるのだろうか……。
さておき。

前述のような食文化を映像から、
また字幕放送ゆえ言葉の類似も多く散見される。
約束とヤクソ(약속)、家族とカジョ(가족)など
隣国作品の楽しみのひとつだ。

前回も書いたが、かみさんの韓流好きに
付き合っての鑑賞なので頑張って見処を開拓せねば。


さて、『悪い刑事』はライバル(?!)を失い、
記者ウン・ソンジェとの関係に焦点が移る。
演じるイ・ソルが、個人的には
〈ダークな原田知世〉に見えて仕方ない。
彼女にどんな結末が?
あ、あと、タイトルロールのテソク刑事より
実際は〈悪い刑事〉はなはだしい奴が
パク・ホサンが扮するチョン・チュンマン隊長。
地方警察庁広域捜査を率いているが、
訳あって休職中。
「こいつ」の顛末にも注目だ

ま、2018年の作品だから、ちょいと検索すれば
解るんだけど……。


外出自粛生活では多少は読書なぞも
新潮文庫『江戸学講座』によれば、
町奉行の組織にも「不正」はあった模様。
ただそれは現代からの目線であって、
当時はそれが準給与のようでもあり……
貰う側の論理で扶持や金品を得ていた。

翻って今、どうなんだろう?
違法なギャンブルをしても退職金が出たり、
まさかしないだろう……。
近所の美味しい鯛焼きを食べながら、文春でも。
いっそ、劇団から遠くはない、
元祖鯛焼きと言われる麻布十番の
「浪花家総本店」に足を伸ばして、書店に寄ろうか。


(これがプンオパン)
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