敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

ひのじゅんなんkaraセイギノヒトビトhe

2020年11月23日 | 俳優座

22日に『火の殉難』を終幕したばかりの

劇団俳優座は、明日から『正義の人びと』の

稽古を開始するのである。

 

 

勿論、演劇を生業としているのだから

それは当然ではある。あるのだけれど、

例えばプロスポーツが、リーグ戦を闘ったのち

オフがあって、キャンプがあって、

オープン戦を経てリーグ戦へ……

的なサイクルがあるように、

演劇においても、稽古があり本番があり、

オフ(準備期間)ののち稽古、本番……

という流れが、個人的には善いかと思う。

ただ2020年は言わずもがなCOVID-19禍。

 

で、弊団でいえば本来6月に予定していた

『心の嘘』が9月に延期され、結果的に

11月の『火の殉難』、1月『『正義の人びと』、

3月『雪の中の三人』というギュッとした日程に。

嗚呼、未曽有のウイルス。

そんな折、ベストセラーになったのが『ペスト』。

1947年に発表された、その小説を書いたのが

『異邦人』『カリギュラ』『戒厳令』で知られる

フランスの作家アルベール・カミュである。

1957年にはノーベル文学賞も受賞。

 

挿入したチラシからもお判りのように

『正義の人びと』もまた、カミュの作品。

さて、この舞台の一連のブログを、

どんなタイトルで書き進めようかしらん?

『火の殉難』は主人公の高槁是清が

だるまさんの愛称だったことから、

「だるまさんが転んだ」を模した題を並べた。

 

あ、『火の~』は古川健×俳優座の第二弾。

2019年3月の『血のように真っ赤な夕陽』

終幕の頃に、このブログに綴ったのが・・・

 

【初演の幕は今日で降りるけれど、
再演の可能性が高い作品だと感じる。

「平成の終わりという時に、
昭和にあった忘れてはならない事実を
作者の温かい眼差とともに伝えてくれ、
それを、俳優座演技陣の老壮青が
豊かに演じてくれた」という内容の
アンケートがなんと多いことか……。】

 

・・・今は平成の終わりではないけれど、

それ以外の文言をここで繰り返すことになる。

予言は的中し、来年夏に『血のように~』は

全国の幾つかの街で上演されます。

 

 

来年。

そう、カレンダーや手帳が目に付く季節。

2021年は、もうすぐなんだな~

 


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