敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

獣よんぎょう刺を読む【マクベスの悲劇の宣伝6】

2020年02月20日 | 俳優座
2月22日。
第341回公演『マクベスの悲劇』を控えて、
俳優座では、様々な関連企画を催している。
その第三弾「ソネット集 朗読会」がある日。

    

さて、このブログでは、恥ずかしながら、
2月15日のイベント終了後のタイミングで
かつ詳細なレポートもなく終わったので、
今回は開催前に取り上げてみた。

なんといっても、2月22日といえば・・・
今をさること700年ほど遡った1329年、
ロバート一世の死を受け、僅か5歳で
スコットランド王となったデイヴィッド二世が
エディンバラ城で急逝した日である。

西暦1371年2月22日。

実子のない上に亡命中だった王にかわり、
事実上国内を統治していたロバート二世が
新たに王位に就き、まさにこの日から
ステュアート朝が始まったのである。

いうまでもなく『マクベス』は
「スコットランド王」を巡る争いの物語。

スチュアート朝は350年弱にわたり
8人の王によって統治されたけれど、
その多くが幼少にして即位したために
政争や対立が絶えなかった王朝でもあった……。

そこを鑑みた日取りだったのか、
たまたま土曜日だっただけなのか、
私は知る由もない。





そして。
アンガス役の石川修平(左)も同様だろう…。
もしや!
三人の魔女(右/魔女の一人・島美布由)
なら知っているやも・・・。


以上、スコットランド王に関して。
少し長すぎたかしら

ソネットの話もしないといけません。

十四行詩。
文字通り、一編十四行からなり、
ルネサンス期のイタリアに始まり、
そのイタリア風のほか、イギリス風、
スペンサー風が三大ソネット。

英風の中にシェイクス形式があり、
構成は「ABAB CDCD EFEF GG」
・・・これはこれで深すぎるな。

そんなことより。
ソネット朗読&親睦会はお陰様で
多くの参加の声を頂いていますが、
まだ若干余裕あります。

2月22日はまた、私の亡き父の誕生日。
生きていたら82歳か・・・。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 刑こばけんがく&ワ悪ショッ... | トップ | 『かもめ』公演中止のお知らせ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿