「退職世代の資産運用を活性化しようという機運が盛り上がっている。金融庁によると、60歳の人が95歳まで長生きする割合は7人に1人から4人に1人に増えたが、高齢者の金融資産はこの20年間横ばいであり、長寿化に備えて資産形成の対応が必要」(日経2018年10月10日朝刊・「市場点描 退職世代の運用活性化へ機運」)
アベノミクスで株高が続いているにも関わらず、投資信託でパフォーマンスの優れた商品は多くはありません。年金シニアに最も適した運用は分配金利回りの高いJ-REITですが、ボラティリティが高すぎます。
高齢者になると金融資産の下落にはより過敏になるので、ボラティリティが高いのは敬遠ですが、高齢者向けNISAとして一定額非課税のプレミアムが付けば、J-REITや投資信託へ高齢者のお金が動くかもしれません。
ところで、この記事で気になったのは「60歳の人が95歳まで長生きする割合は7人に1人から4人に1人に増えた」のくだりです。今や60歳の3/4は95歳までに死亡するが、1/4は95歳になっても生きているという平均余命から求めた生存率は、まさに100年ライフ。
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