「三菱UFJ信託は不動産投資信託(REIT)へのグループのローンのうち数百億円を証券化し、低金利で運用難の年金基金(複数)に売却」
「政府は現在20兆円のREIT市場を2020年までに30兆円に拡大の目標を掲げている。REIT市場では大手銀行によるローンが7割占めており、このローンを証券化して年金等に売却してオフバラすると、大手銀行はREITの追加融資がしやすくなり、資金をうまく回していくことになる」(日経朝刊2019年8月14日「REIT向け融資債権 三菱UFJ、証券化」)
現在J-REITが17兆円で私募REITが3兆円の資産規模を有しています。年金や地銀は平均で約4%の利回りのREITへのエクイティ投資を拡大していますが、不動産価格高騰による利回り低下でREITの新規投資はなかなか進みません。
そこで、REITのローン金利は1%強で利回りとしては高くないのですが、運用難に悩む年金・地銀は債券の運用よりも既存REITのローンの証券化を選択ということのようです。
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