タイトル通り、被災された事業者の皆さんは
補助金や助成金の申請に多忙なことと思います。
私の支援先にも多々ありまして。
そんな中、気づいたことを紹介します。
①申請では、復旧と復興を混同しないことが重要
復旧は、被災前の元の状態に戻すこと
復興は、復旧後、元の状態の売上や集客を上回る状況に、どのような取り組みで実現するか記載すること。
②復旧と復興の間を抜かさないこと
ここが1番のポイントです。
多くの申請者が、復旧⇒復興 の記載に終始しますが、この⇒を大切に、ていねいに書くようにしましょう!
例えば以下の様な文例を紹介します。
==文例==
今回の事業で復旧した暁には、以下の視点で、目減りした顧客の来店促進に取り組む。
・対策①
顧客名簿を基に、電話やメールを駆使し、復旧した旨を、既存顧客にお伝えする。その1本1本の電話やメールでのやりとりは、時間を「あえて」大幅に掛けることとし、この機を活かし、顧客との対話形式による関係性の構築に真摯に取り組む。
対策①の結果、順次来店されるお客様が想定されるが、来店されたお客様に、当社の今後の活動方針や近未来像について、対話で説明機会を設ける。この説明の機会を通じて、当施設が、お客様のために「存在」している意味や意義を共有することとし、更なる関係性構築に活かしていく。
この説明や会話の中で、お客様から発せられる当施設への期待や、要望を真摯にメモし、今後の施設運営や設備投資の参考にしていく。
なお、今後の未来像や活動方針については、本申請後直ちに、検討をはじめる
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==久保正英プロフィール==
≪一般社団法人エコ食品健究会 代表理事 / 経済産業省登録 中小企業診断士≫
加工食品企業や飲食店のマーケティング戦略立案と実行支援(商品・販路等)を直近5年で63社に実施。個人や小規模事業者の支援は専門家派遣事業も含めて直近5年では350社(当事務所スタッフ含む)にのぼる。
応援されて集客(応援客獲得の販促や商品化)できる仕組み(売上を獲得する仕組み)が好評で、ロッテ・湖池屋・カルビー・イトーヨーカ堂・明治製菓・三河屋製菓、カネタツーワン、ユニバース、ヤマザワ、平和堂、天満屋ストア、サミット、日生協等の支援実績を公表している。
≪主な受賞歴≫
2016年 中小企業庁長官賞受賞(中小企業経営診断シンポジウム)
2013年 中小企業診断協会 会長賞(中小企業経営診断シンポジウム)
2012年 フード・アクション・ニッポン販売促進・消費促進部門 入賞(社)エコ食品健究会)
≪主な著書≫
「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ(同文館出版)
飲・食企業の的を外さない商品開発(カナリア書房)
≪主な委員歴≫
『農水産物の環境情報表 示の在り方検討会(農林水産省2014年~)』
『CO²の見える化 消費財分科会(環境省~2013年)』
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こちらは 商品開発、販売促進のまとめ記事です。
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飲・食企業の的を外さない商品開発―ニーズ発掘のモノサシは環境と健康
1,512円 Amazon |
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