台風19号等被災事業者の補助金申請等の勘所 | 農業/飲食/食品マーケティング実行支援 久保 正英の戯言

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農業・飲食・食品の売上を上げるお手伝い(食関連企業252社会員組織 (一社)エコ食品健究会 代表理事のブログ)

タイトル通り、被災された事業者の皆さんは

補助金や助成金の申請に多忙なことと思います。

 

私の支援先にも多々ありまして。

 

そんな中、気づいたことを紹介します。

 

①申請では、復旧と復興を混同しないことが重要

 復旧は、被災前の元の状態に戻すこと

 復興は、復旧後、元の状態の売上や集客を上回る状況に、どのような取り組みで実現するか記載すること。

 

②復旧と復興の間を抜かさないこと

 ここが1番のポイントです。

 多くの申請者が、復旧⇒復興 の記載に終始しますが、この⇒を大切に、ていねいに書くようにしましょう!

 

 例えば以下の様な文例を紹介します。

==文例==

【復旧の後の販路開拓の取組み】
今回の事業で復旧した暁には、以下の視点で、目減りした顧客の来店促進に取り組む。
・対策①
 顧客名簿を基に、電話やメールを駆使し、復旧した旨を、既存顧客にお伝えする。その1本1本の電話やメールでのやりとりは、時間を「あえて」大幅に掛けることとし、この機を活かし、顧客との対話形式による関係性の構築に真摯に取り組む。
・対策②
 対策①の結果、順次来店されるお客様が想定されるが、来店されたお客様に、当社の今後の活動方針や近未来像について、対話で説明機会を設ける。この説明の機会を通じて、当施設が、お客様のために「存在」している意味や意義を共有することとし、更なる関係性構築に活かしていく。
 この説明や会話の中で、お客様から発せられる当施設への期待や、要望を真摯にメモし、今後の施設運営や設備投資の参考にしていく。
 なお、今後の未来像や活動方針については、本申請後直ちに、検討をはじめる

==
 
以上、申請者の皆さん、がんばりましょう♪
 

==久保正英プロフィール==

≪一般社団法人エコ食品健究会 代表理事 / 経済産業省登録 中小企業診断士≫
 加工食品企業や飲食店のマーケティング戦略立案と実行支援(商品・販路等)を直近5年で63社に実施。個人や小規模事業者の支援は専門家派遣事業も含めて直近5年では350社(当事務所スタッフ含む)にのぼる。
応援されて集客(応援客獲得の販促や商品化)できる仕組み(売上を獲得する仕組み)が好評で、ロッテ・湖池屋・カルビー・イトーヨーカ堂・明治製菓・三河屋製菓、カネタツーワン、ユニバース、ヤマザワ、平和堂、天満屋ストア、サミット、日生協等の支援実績を公表している。
 ≪主な受賞歴≫
2016年 中小企業庁長官賞受賞(中小企業経営診断シンポジウム)
2013年  中小企業診断協会 会長賞(中小企業経営診断シンポジウム)
2012年 フード・アクション・ニッポン販売促進・消費促進部門 入賞(社)エコ食品健究会)
≪主な著書≫
「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ(同文館出版)
飲・食企業の的を外さない商品開発(カナリア書房)

≪主な委員歴≫

『農水産物の環境情報表 示の在り方検討会(農林水産省2014年~)』
『CO²の見える化 消費財分科会(環境省~2013年)』
 

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