前回は、魂からの視点で捉えることで、深い部分からの自己肯定感を得ることができるということを、僕の体験も含めてお伝えしました。

 

不完全な私からの卒業

 

 

人生においてもっとこうなればよかった、もっとこういう状況なら幸せだったということは、誰においてもあります。

 

 

その得られなかった幸せを追い求めていく旅に、終わりはありませんし、仮にその状況を満たせたとしても、更なる不足感が湧き上がってきます。

不完全な自分が、完全になるために、欠如したものを追い求めていく生き方はもう終わりにしましょう。

 

 

本来完全なあなた（魂）が、創り出したのが今回の人生のシナリオだとすれば、そこに不足や失敗が存在するはずがありません。
何かが欠如しているように見えるトリックを、「それも含めて完全だった」と見破っていくことこそが、本当の人生の目的といえるのかもしれません。

 

しかし、だからと言って「自分は完全なんだ」と無理矢理言い聞かせる必要はありません。

この世界や人生を生きていく上で、人間的視点（自我）はどうしても必要です。
自我は常に不足感や欠乏感をどこかで感じていますので、それらの感覚はどこまで行ってもあるものだということも理解しておく必要があります。

 

 

それがわかると、不足や不満や不安を感じている自分も含めてOKなのだということがわかってきます。

 

 

すると、特定の状況になったら完全になれるという考えから脱却し、その時々の状態、どんな状態の自分がいても完全なんだということが徐々に腑に落ちるようになってきます。

 

 

幸せになるために必要なものは既にある

 

 

あなたが幸せに生きるために必要なものは、既にあなたの中に備わっています。

 

 

大事なのは、今から、自分にない何かを求めたり、無理に「できる私」を目指していくことではなく、既にあなたの中に備わっていた資質や才能に気付いて、それを生かす道を見つけていくことです。

 

 

そのためのヒントは、やはりあなたが今まで歩んできた人生にあります。
そして、それを導き出していくプロセスが今までお伝えしてきた浄化・統合なのです。

 

 

自分の過去の様々な体験を浄化・統合できるようになっていくと、「今まで否定していたあの体験は自分がこの役割をする上で欠かせない資質を養ってくれていた」とか、「嫌っていたあの人は、自分のこういう才能を開花させるために存在してくれていた」ということが腑に落ちてきて、過去の否定し、分離されていた体験の一つ一つが繋がってきます。

 

すると、まるでパズルの欠けていたピースが埋まっていくように、あなたの人生の全体像や方向性、あなたが何のために生まれて、どこに導かれているのかが、見えてくるようになります。

 

 

それがまさにあなたが今世果たしにきたこと、いわゆる使命と呼ばれるものなのです。

 

 

誰もが目に見えない使命を果たしている

 

 

使命というと、目に見えるかたちで何か大きなことを成し遂げたり、達成することを想像しがちですが、決してそれだけが使命というわけではありません。

 

 

むしろ目に見えないかたちで使命を果たしている人も数多く存在します。

 

 

たとえば、強い自己否定感を抱えていた人が、自己と向き合うことで、そこから脱したとします。
するとその方の経験は、人類の集合意識に大きな影響を与え、世界中に存在する自己否定を抱える人々がそこから抜け出すきっかけや後押しをするエネルギーになるのです。

 

 

私たちが抱える問題や葛藤は、もちろん個人的なカルマや魂が持ち越した課題という部分もありますが、人類全体がより良い方向へ向かっていくために、あなたに割り当てられた担当や役割であるという側面も大いにあるのです。

 

 

それをクリアにしていくことが、結果的に人類にとって大きな貢献、使命を果たしていくことにもなるのです。

 

 

 

 

特にこの時代は、地球が次のステージへ移行するにあたり、人類全体のネガティブなエネルギーを浄化していく必要があるため、ネガティブエネルギー解放役としての役割を担っている人が大勢います。

 

 

しかし、そういう方が陥ってしまうのは、自分は思うように行動できていない、全く輝けていない、何も成果を上げられていない、と自分を否定してしまうことです。

しかし、そうやって自分を否定的に捉える必要はありません。

 

宇宙的な視点、霊的な視点で見た時に、目に見える成果と同等、いやそれ以上に大きな成果というものが存在します。
それが浄化・統合して今までのあなた自身を受容し、良い波動を広げていくことなのです。

 

 

あなたももし今、苦しい、葛藤するような状態がもし自分に起きているのだとすれば、あなたはそれらと向き合って、解放していく、浄化していくことが何よりも大きな使命、貢献になっていくのです。

 

 

真摯に自己と向き合った結果、あの世に帰った時、「よくやった」と多くの霊的存在から賞賛されることはよくあります。
そして、そういう人はこっちの世界の有名人よりも、あの世では、はるかに名の知れた存在であることもしばしばなのです。

 

 

あなたももしかするとあのスティーブ・ジョブズよりも、あの世でははるかに有名かもしれません。

 

 

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—　あの世にて　—

 

 

「あ、あなたは・・・」

 

 

「え？僕？ぐるぐるですけど・・・」

 

 

「あなたは、もしかして『トイレットペーパーの芯がトイレに置きっぱなしになってるのが気になるから、それを浄化した人』ですよね？」

 

 

「え、ええ・・・まぁ」

 

 

「おーい、みんな！あの『トイレの芯』の人が、帰ってきたぞー！」

 

 

オォーッ！！！（湧き上がるあの世の群衆たち）

 

 

「あなたの浄化のおかげで、人類がトイレに置きっぱなしにされたトイレットペーパーの芯を気にすることがなくなったんですよ。あれはまさに革命でしたよ！」

 

 

トイレの芯！トイレの芯！トイレの芯！（群衆たちの叫び）

 

 

「トイレの芯って・・・」

 

 

「お前、よく使命を果たしたな」

 

 

そこには眩しいくらいに光輝く存在があった。

 

 

「神様・・・・。あれが僕の使命だったんですか・・・」

 

 

「その通りだ。お前は人類全体のために、トイレの芯の浄化を果たすためだけに生まれ、見事その使命を果たした」

 

 

「そのためだけに生まれた・・・？」

 

 

「そうだ。その功績をたたえて、次は更なる難関、『トイレに入ったら便座が上げっぱなしになってた時のイライラ感の浄化』を担当してくれるか？」

 

 

オォーッ！！！（湧き上がるあの世の群衆たち）

 

 

便座！便座！便座！（群衆たちの叫び）

 

 

「・・・・・・人生って、何なんだろう・・・・」

 

 

 

あなたがもし今まで気になっていたことがある日突然、気にならなくなったとしたら・・・

それはきっと誰かが使命を果たしてくれたおかげかもしれません。

 

 

 

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メンターや霊能者、ヒーラーへの依存、ジプシーし続ける人ではなく、真の一人立ちのためのサポートをしています。

 

心理学や引き寄せ、願望実現などとの決定的な違いは、潜在意識だけへの働きかけではなく、そこに溜まった痛みに向き合い、さらにその奥にある超意識（本質、魂、普遍意識）とつながり、気付きや学びを得ることで、根本的変容を促すことです。

 

魂のナビゲーターである「しあわせびより。」が、常にあなたの本質に意識を合わせることにより、そこが目覚め、活性化されていきます。

 

 

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