例の風力発電所、今度は八角形の話が来た。

湖南省の国営発電機メーカーからの話で、なんでも新しくコンクリート部分が八角錐で高さ７９ｍ、その上に鉄製の円形支柱が５８ｍ、全部で高さ１３７ｍの風力発電機を新しく考えていて、１月末までに型枠を作って春節明けからコンクリート製造を開始したいとの事。

一番下のコンクリート部分は高さ４．４ｍ、９．８５×９．８５ｍの八角錐、厚さ２８０ｍｍでかなり大きくなる。

１枚のコンクリート製品はこれを半分に割った大きさとの事で、幅が４．９ｍにもなるのだがいったいどうやって運ぶつもりなんだか。

今回のプロジェクトは全部で１５基しか製造しないため（思わず心の中で試作品も作ってないのに受注したんかい！と叫んだ）、八角形の直線部分を１段１段延長して１型で１８段全部のコンクリート製品が製造できるようにしてほしいという。

クレーンを使って型枠を吊り上げて組付や脱型をするのであれば継ぎ足し部材をボルトで固定すればそれほど難しくは無いのだが、今まで作っている円錐形のように車輪を付けてクレーンを使わなくても組付脱型が出来るようにするとなるとぐっと難易度が上がる。

おいらの腕の見せ所ってことになるのだが果たして価格面で折り合うかどうか。

結局北京の話もその後音沙汰無しだし。

これから方案を作って見積という事になるのだが、何とか受注につなげて売り上げの半分を風力発電所関係と日本向け型枠で補いたいと考えている。

恐らく住宅関係の型枠は先細りしていくだろうからな。

 

海門市大気汚染指数26（優）、PM2.5＝15㎍/㎥、PM10=26㎍/㎥

 

６．５９８５RMB=１＄＝１０３．７９１円

 

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