所在地 高源寺 兵庫県丹波市青垣町桧倉514
高源寺は、かつて末寺3000を数えた名刹で、三重塔や本堂など多くの建物が建つ。新緑も美しいが、天目カエデの全山が紅葉すると特に見事のようです、
惣門は、弘巌玄猊禅師が織田藩の援助を得て建立したものです。正面の額には、弘巌玄猊禅師の筆による「丹丘勝処(たんきゅうしょうしょ)」の額があります。
平日というのに人手が多く人物を入れずに撮るのが難しいです。当山の山門は別名「紫鳳楼(しほうろう)」と呼び、二階には、お釈迦(しゃか)様と十六羅漢(じゅうろくらかん)をお祭しています。
少し逆光で紅葉を見ると冴えて見えます。
さらに上がって行くと方丈(ほうじょう)があり、近くには鐘楼もあります、その先には三笑橋があります。
三笑橋を渡ると一般的には「三重塔(さんじゅうのとう)」と呼ばれますが、中は「輪蔵(りんぞう)」という造りになっていまして、経典が納めてあります。また、正面には三国伝来の印度昆須鳩摩の作と伝えられる開運「毘沙門天(びしゃもんてん)」をお祭しています。
この方向から撮る三重塔は一般的でが、さすがに紅葉が見事で当山の境内の多くのカエデは、天目カエデと呼ばれます。それは、開山の遠谿祖雄禅師が中国杭州の天目山で禅の修行をしてこられました。
中国天目山より持ち帰ったカエデを境内に植えたことから始まります。天目カエデの特徴としましては、葉が小さく、葉の切れ目が深く、枝が垂れ下がるといわれています。
こんだけ紅葉も綺麗だと目の保養になります。
道は綺麗に整備され大勢の人がカメラのシャッターを切っています。
三丹随一の紅葉の名所として知られる禅宗の由緒ある寺院の高源寺は最高です。
入山料 大人300円、小中学生100円です。
次回をお楽しみに では またね