焼肉せきめ@京阪関目 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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残したら御用もんやで
 
 
 
グルメなHappytanさんが以前に訪問されていたのをブログで見て、チェックを入れていたお店 焼肉 せきめ
 
 
 
大阪府警ラグビー御用達。看板が破損しているのは、それとは無関係であろう。ラグビー部員がタックルすると、酔っているとはいえどもこの程度の破壊では済まないはずだからね。
 
 
 
Happytanさんのブログによると、素敵なキ○○シュランぶりに一瞬入るのがためらわれた とのことだったが、僕の感覚では どこがキ○○シュランなの? と問いたくなる。ふうむ、これは住む世界の違いだろうか。Happytanさん、セレブだなぁ。
 
 
 
この日は会社の部下達を連れての飲み会。僕達が一番客だったが、小上がりのテーブルでは主がいないのに鍋に火が入っている。団体さんのようであるが、既にお店側の裁量で調理が始められているところを見ると、主は恐らく常連さん。このお店の常連さんって…府警か! 
ちなみにこの後 鍋の野菜がくたくたになるまで煮込まれた頃に団体さん登場。ラガーマンの体格ではなかったけど、袖章の旭日章はどこから見ても警察官でした。
 
 
 
席に座る前にコートを脱ぐと、女将さんがビニール袋に詰め込んでいきます。これは臭いが付くのを防止するため。でも良く見れば口の一部が開いていたのはご愛嬌か。
 
 
 
生ビール大を注文すると特大ジョッキがドッカンとテーブルに置かれる。そのサイズ尋常ではなく、ラグビー部用のグラスちゃうかと思ってしまう😆 それを見て笑い転げていた飲めない部下達がお茶を注文すると、これまた大ジョッキがよいしょと渡される。重くて手首痛めるぜ。笑うしかないわ。
 
 
 
ここのお肉は美味いぜ それを更に美味しくなるように焼いてあげるぜ とコンロが話しかけてくるようだ。
 
 
 
お店の名物はてっちゃんとネットでは書かれていたが、女将さんに色々と聞きながらお肉を注文。
お肉を待つ間、ナムル盛り合わせで間に合わせることに。ナムルは結構好きなんだけど、初めて食べた なますのナムル、かなり美味しくて こればかり食べていました。
 
 
 
キムチの盛り合わせは部下達の注文。二人だけで食べとらんと、少しは僕にも回してくれよ。
 
 
 
女将さんお勧めの上バラ。見事なサシの入りかたに感動。生でも食べられるし、焼くなら片面3秒で充分とのこと。仕事でも常にリスクヘッジを考えている部下達は、ここでもリスク回避のため しっかりと焼くことを選択。リスクを全く恐れない僕は、生でパクパク、焼いても3秒以内で瞬殺。うん、美味しい! 仮にお腹を壊しても週末だから仕事に穴を開けることはないとの実は高度なヘッジ策なのだ。←ホンマかいな。
 
 
 
焼肉にはご飯でしょう と注文すると、女将さんからウチのは多いですよと警告。小ライスなら…と聞くと、多いので食べられそうな量をこちらで適当に粧いますねと。で、出てきたのがこれ。
写真ではサイズが分かりにくいですが、背後にあるお茶碗が一般家庭で使われるお茶碗の少し大きめのものです。この量でお茶碗6杯分以上はあったかと思いますが、女将さんに尋ねると これでも小ライスの半分にも満たないとのこと。しかもね、ご飯のお代わりはタダだそうです。誰がお代わりなんかするねん。
 
 
 
カルビとハラミ。全部、普通のお店の上クラス。
 
 
 
お肉と一緒に食べていたら、ご飯のお皿が空になりました。やれば完食できるんや!と部下達も大喜び。
 
 
 
ビールではお腹が膨れるばかりなのでハイボール。またもや頼みもしないのに大ジョッキ。
これが普通のグラスとは、サイズの概念が僕達と根本的に違うようだ。これも府警仕様なのか。
 
 
 
 
どんどんお肉が焼けていくと、また炭水化物が欲しくなってくる…
 
 
 
ライスもう一杯お願いします 
とつい口にしてしまった言葉。部下達は一斉に、え〜〜無理ですよ! と悲鳴のような声を発する。女将さんでさえ目を白黒。
 
大丈夫 俺が責任もって食べるわ 
と言い放ち、これまで抑制していた胃袋を全解放することにした。パチン!← 胃袋が開いた音
 
 
 
このマウンテンを前にして躊躇している時間はない。満腹信号が届く前に、食って食って食いまくるのだ〜。
この姿に僕の男気を感じたのか、部下達が 私達も食べます、少しでも減らせるように と言ってご飯を装いだす。そうそう、これがONE TEAMなんだよ。府警ラグビー部、どうよ!
 
 

 
食べかけで失礼、ミノです。新たなお肉がサーブされるはなから、部下達がどんどんコンロに置いていくので気づけば半分なくなっていました。ミノ独特のコリコリとした食感ではなかったのが驚きです。
 
 
 
なに、上バラもう一回食べたい? どんどん注文していいよ と太っ腹なところを見せる僕。(財布の中は大丈夫だろうなとの不安がよぎるも) 
上質のお肉なので全然胸焼けしないし、このお肉をドライブとして、残りのご飯を食べきる目論みなのだ。
 
 
 
名物のてっちゃん登場。滴り落ちる脂に火がついてファイヤー! でもこれは僕達を鼓舞する炎でご飯が進む進む。そして遂に部下達の手の動きが止まるも、一人ひたすらにかきこみ続ける。
 
 
 
そんな僕を呆れたように見つめる部下達。そう、彼らの前で本気の姿を見せたことがないからね。
 
 
そして完食。食べきりましたよ。
しかし忘れてはいけない。この2杯で、ようやく小ライス1杯分であることを。これ以上はもう無理。
 
 
 
最後にコンロに置き放しにされていたお肉を摘んで宴の幕は閉じました。
 
ご馳走様でした!
このお店、いいお肉出してくれるしコスパもいいので断然お勧めです。臭いがつくのが難点だけど、そこは焼肉にはつきものなので目をつぶりましょう。そしてご飯はお店と相談の上、量を調整してもらってくださいね。
また来ます! そしてHappytanさん、貴重な情報ありがとうございました。
 
 
途中から現れた府警さん達、最初に鍋をがっついていると思ったら、大量のてっちゃんをコンロに一気に投入! 店内は立ち昇る煙りで周囲がかすみ、目に滲みる〜。換気扇の排気能力が全然追いついていない。けれども誰も文句言わずに、ドア開けようか、窓もな と声かけあってみんなで店内の空気の入れ替えをする。そうこれもONE TEAMなんや。いいお店にはいいお客さんがつく が見事にみてとれるお店ですね。