俺のこの
社交面からの
良い子のツラ
振り返って
見る事も無く
先を急ぐ教授の足が
ガンガン
階段を上がり始め
…まじかぁ…
と
思っていた以上に
距離ある
移動
さっきの 廊下で
すれ違った学生の影も
既になく
おいおいおい
と
現状
すれ違う生徒も
教授の
向かう方向の
逆を行く様子に
少し前まで
この辺の講堂で
受講した学生が
移動中なのだろうか?
と
見送りつつ
その人数の少なさに
必須教科の
受講者50人以上の講義しか
知らない
俺的には
これが
専門分野の受講生か…
と
閑散とした 空気感
漂う
人口密度の 気薄な階に
踏み込んだ頃には
…どう言う事だ?
と
急ぎ
生徒待つ
講義室に来たはずなのに
と
現状 理解できてない思考が
通り過ぎたのか?
等と
予想外な現状
受け入れようと
まだ
目的地では無いのかも知れない
空間に
立ち止まって
歩いてきた ルートを
振り返り
自分たち以外の人影が
こちらに来ていまいか?
と
探す
つづく