嗚呼しくじったぁ 2 | ラテックスは妄想中

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暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


社会人スキルの無い僕の

 

後学になればと

 

思ったか

 

 

単なる 気紛れか

 

 

どちらにしろ

 

 

同伴する事になった

 

僕は

 

 

成人式以来の 一張羅に

 

 

袖を通し

 

 

学生の飲み会とは違う

 

 

少しハイソな社交風景に

 

挑むことになった

 

 

 

 

 

初めこそ

 

 

 

借りてきた猫状態になりながら

 

 

慣れない環境で


飲み慣れない酒を多飲し



やらかさない為にと


早々に 



目立たない様

 

 

伯父から離れ


身を潜めていた

 

 

 

 

 

部屋の隅

 



…帰りたいなぁ…

 

 

なんて

 

 

窓から 外の面白くも無い

 

風景

 

 

眺めていれば

 

 

「…珍しいねぇ

 

 こんな所に壁の花?」

 

 


 

列席者だろう

 

随分飲んでいるのか

 

 

少し

 

 

くたびれた様子で

 

 

僕同様

 

ハイソなこの空間に馴染まず

 

浮いている様子の

 

 

初めましての男性が

僕に絡んで来た

 

 

年の頃


30代前半か?



この会場内で



僕と同世代かも知れない


列席者は



見渡す限り


彼くらいだなぁ



等と



それゆえの 多飲で


この状態なのか?


等と



思っていれば

 

 

この場所に

 

馴染んでいない

 

僕の様子が

 

 

突っ込みどころ

 

 

満載とばかり

 

 

 自分の状態を棚に上げ



男は



僕に絡み始めた




  つづく