嗚呼しくじったぁ 27 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


記憶もなければ


知識も無いから


正直


何がどうなっているのかなんて


想像の域のまま


なれど



日常


そう感じる事の無い


違和感だの痛みだのに



襲われている



位置が位置なだけに



無視したかった



とは言え


…病気とか


やっぱり心配だし 


放置する方が怖いから



男の言う 処理



初めての行為



自分では見る事が出来ない


デリケートゾーンの


外のみならず


内側も


洗浄…


なんて…



未知な行為


とは言え



力加減によっては


痛みがあったりするから


ビビりもあって



排泄しきれた感覚無く


只々



気持ち悪くて



動く度に


濡れた感じが継続する


不快感から



トイレの


ドア前で


出たり入ったり



繰り返してる僕の姿



見兼ねたか



「…してやろうか?」



と 未だ


フットスロー巻いた姿の


ままの僕に




「トイレの後は

 風呂場で洗うの


 一緒に入って 手伝うぞ」



と 男の声



…え?


って 腹を抑えながら


男の方を見れば



「まぁ…あれだ

 やったのは俺だし…」



それは


記憶が無くとも


現状から


そうだろうよ と


男を


ジッと見れば



僕から目を逸らした男




「…見ながらの方が


 手探りより確実に

 綺麗に出来るだろうし」



僕の視線の先で



目を泳がせた





   つづく