嗚呼しくじったぁ 34 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


僕の苛立ちを

 

目の当りにしながらも

 

 

しれっと ホンネだろう

 

考えを 口にして



相談形式で

 

 

丸投げて来る男に

 

 

…随分と

 

修羅場を経験されてる様で…

 

 

 

 

揺るがない

 

 

冷静に見える

 

男の物腰に

 

 

こういうシチュエーションでの

 

スキルの差

 

 

ビシビシと


劣等感的に 感じつつ

 

 

 

…いや 違う…




僕自身を擁護する


意思が



気付く


 

それは

 

僕が うぶいからって

 

訳じゃなく

 

 

酔った上での やっちまったを

 

後悔しているであろう

 

僕を相手に

 

 

雑談の様に持ち出し

 

 

あわよくば

 

 

過ちを

 

今から実践し

 

確実のモノとしよう…

 

と 言い出してる

 

男の目的が


要は



朝立ちの処理も兼ねた


手軽な快楽


手近で済まそうって魂胆


なのでは?って


事なのだとすれば

 

 

ゲス過ぎて

 

 

標的にされてる

 

自分の立場も

 

 

あったもんじゃない

 

屈辱と 共に

 

 

 

軽く

 

恐怖心 芽生えた僕は

 

 

「…何言ってんの」

 

 

マジで

 

ここは逃げなくては…と

 

 

防衛反応が


過ぎる緊張からか



意味もなく

 

表情筋を緩め

 

 

意図しない 笑顔で

 

 

僕は男を 見つめながら



自分のやらかしに



しまったぁ…って


気分から




ジワリと 嫌な緊張感が


増すのを 止められず



唇を ゆがめた




  つづく