不落/堅調 イケボⅧ | ラテックスは妄想中

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暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

振り回しついでに


膨れっツラのご機嫌



今 どの程度なのか



頬を摘まんで



振り解くか 試しながら



『リモート会議


 参加する方法 覚えてる?』



確認と


一応の口裏合わせ



時間の無い中 始めるも



兄貴は 


うんともすんとも



反応見せないまま


俺の質問に



首を振って 応える




『…分かんないって事?』



どう見ても



拗ねてる様にしか見えない


顔に




もう一度確認 促がせば




『…帰らなくても いいじゃん』



なんと


俺を引き止めるセリフ




おやおや


虚しさの後悔に


あえて 


共に 浸ろうって



誘いか


それとも…






『…全員参加目指す為


 ここへは 

 リモート始動の

 指導に来た


 って 事にすれば


 僕の電話に呼び出され


 家から来たって事にすれば


 15分は 時間が稼げるし…』



つまり



社からの一斉送信


見てないだろうからと


俺が 兄貴に


電話連絡入れたら



ツール音痴で有名な兄貴



案の定


ひとりでは無理と



言葉での説明の限界から



『そっちへ行く』




せっかちな俺が 



まさに 言いそうなセリフ


並べ




ガチで帰って


自分は部屋から


出ていない


外出はしていない


等と 


装う 嘘より



断然


容易く 省エネな行動パターン



提案して来た 兄貴に



『…そうね


 急いで帰宅途中


 事故なんかに巻き込まれた


 それこそ 言い訳できないね』



と 最悪なパターン


例に出して



兄貴の提案を 聞き入れる




   つづく