堅調/不落 難攻Ⅺ | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


酔いが一気に醒める


と言うのを 



ガチで体験しつつ



今見たものを


思考のぐるぐるしてる状態で


繰り返す



何?なに?ナニ?なんなのぉ



と ENDLESSにドキドキが


大きくなる心音



耳に感じつつ



映像の角度


再確認とばかり



天井を見て



リモート相手に借りた


リモートに必要なあれこれに


火災探知機があって



何故だろう…と思いつつも



借りた機材


守るための保険程度に



取りつけた事



思い出して



取りあえず



そのカメラ内蔵ピーピング道具を




足場を用意し


取り外す作業



開始すれば



スマホの着信音



…出ずともわかる



この状況 覗き見てる


リモート相手だろう



けど…と



謝罪か 弁解か 


反省か後悔か



第一声に 何が飛び出すのか



酔っ払いの


慌て様は



想像出来たので


一応



スマホを手に取り



発信者名を見れば 



その登録番号は



リモート相手にあらず



文面のやり取りでのみ


見慣れた


イケボの番号で



その衝撃から



スマホをそのまま



手から落としそうになって



慌てて


足場から降りる




…何このタイミング…と



ただでさえ 今大音響の


ドキドキが


二割増しで


耳元で騒ぐから



折角の着信



ドキドキが邪魔で


聞えないんじゃないかって



慌てつつ



『…はぃ…』



自分でも 驚くくらい



消え入りそうな声で



着信に出れば





『…何が起こってんの?


 画面上がなんか  


 凄いことになってるんだけど』




不覚にも


耳にダイレクトな

イケボの声で


首筋がゾワついて


身震いしつつ



彼の発した内容に


自分が見たモニターの残像


思い出して 青くなって



『…それ 僕に言われても…』



酔って暴走したリモート相手の


悪戯



まさかイケボにまで飛び火してた


らしい 報告に



眩暈がした




  つづく