不落/堅調 黙Ⅳ | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

ありがちな話

 

彼の行動力の源は

 

大半が エロ目的…

 

であろうと

 

経験上 学習している僕は

 

 

彼の誘いの裏を

 

勘ぐる癖

 

無きにしも非ずで

 

 

『…面倒くさいから いいや』

 

 

ホイホイ ついて行って

 

仮とは言え

 

彼のテリトリーである空間へ

 

踏み込んでしまった結果

 

彼の家と変わらん状況に

 

なってしまわないとは

 

限らない訳で…

 

 

そもそも

 

わざわざ

 

自分宅でもなく

 

場所を借りたのは

 

ネット回線云々のスキルアップ

 

身につける為であって

 

 

彼が容易く訪れない場所

 

…って つもりで当初

 

用意した練習場である

 

この空間には

 

当然

 

少なからず

 

授業料とばかり 部屋代

 

課金している以上

 

 

当初の予定とは

 

根底から 覆ってしまった

 

とは言え

 

 

起こったトラブルを

 

可能な限り

 

自力で

 

解決するんだって

 

当初の目標に立ち返って

 

実行する義務があって

 

なのに

 

つい うっかり

 

 

 

目の前に居るからと

 

毎度の癖とばかり

 

安易に 

 

彼の手を借りようと

 

甘えが出てしまってる自分に

 

反省と

 

喝を入れつつ

 

 

『景色 見る為に

 

 ここに居る訳じゃないし』

 

 

先ず

 

自分への戒めと

 

彼への 警戒感

 

ビンビンに

 

再起動で 立ち上がった

 

ノートのモニターに

 

向かった体勢のまま

 

 

ここを離れないって

 

意思表示をはっきりした上で

 

 

学んだ手順で

 

キー操作すれば

 

リモートに ちゃんと

 

辿り着けるか?を

 

 

開始してれば

 

 

『…ねぇ…

 

 Wi-Fiのパスなんだけど…』

 

 

見え見えの

 

かまってちゃん状態で

 

持ち込んだタブレット

 

繋がってなかった訳がない

 

のに

 

 

今更のように パスワード

 

聞かれて

 

 

片眉が 上がる

 

 

  つづく