日常16 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

彼は

 

実際の所

どう思っているのだろう?

 

 

今は StayHomeが

 

推奨されてるからして

 

引き籠っている訳だけど

 

 

移動のない分

有り余る時間…と

 

 

細かい予定など 

これと言って決めないまま

 

 

彼からの呼び出しで始まる

 

 

ある意味 逢瀬…とも言える

 

繋がる時間

 

 

 

俺は楽しみにしている

 

けど

 

 

彼からすれば

 

一日の終わりに

ゲームをするのは

 

 

寝る前の 

歯磨きみたいなものなのか

 

決めていない割に

おおかた 定時に入る

 

彼からの 通信

 

 

俺の

スキル上げの手伝いと

 

言い出したのは彼だけに

 

 

俺が上達したら終ろう

 

…みたいな

 

具体的な

ゴールも何も決めずに

 

 

Startしてる やり取り

 

 

別に 会話が出来れば

 

なんでも良かった俺的には

 

漠然と

 

彼が飽きたら終るのかなぁ

 

と 

内心

覚悟しつつ も

 

 

彼の 

ガチ指導モードに

 

淡い期待等 抱きつつ

 

 

今は

 

回数こなせと

 

 

あらゆるゲームのジャンルを

 

提示して 遊び始める訳だけど

 

最近

 

その スキルアップの縛りのせいか

 

 

単に彼の

 

責任感なのか

 

 

俺のプレイスタイルに

 

一言 加わる様になって

 

 

そうなって来ると

 

 

指摘は どんどん 辛辣で

 

身も蓋もなくなって来る訳で

 

 

だから なのか

 

ワイプからの視線

 

…と言うか

 

 

これまでゲームの画面

 

ガン見だった彼が

 

俺の様子 窺う機会

 

多くなって

 

 

少し前の 俺並みに

 

 

うろちょろする 視線

 

 

俺の方が 油断してると

 

 

鏡越しに目が合ったような

 

瞬間があって

 

偶然と 知りつつ

 

ドキる自分

 

ホントキモイ

 

…てか

 

 

対面であったなら

 

目が合うと 相手にも

 

俺が見えてるって

 

事になるけど

 

 

 

この

 

便利ツールの場合だと

 

モニター前の

 

俺の姿を撮ってる

 

カメラが

 

彼の目の代わりな訳で

 

 

だからして

 

カメラにさえ

 

映らなければ

 

 

鏡の存在も

 

その鏡の中から

 

こちらを見てる 彼の目にも

 

俺の顔が見えてるって事はなく

 

 

視線が如何に絡みあおうが

 

それは 幻影…

 

等と 状況分析

 

している間にも

 

 

俺の方を 見て居る顔が

 

 

「…おい お前…」

 

 

また 容姿に似合わない

 

口調で 彼のダメ出しが

 

 

始まろうとしていた

 

 

 

  つづく