日常18 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

ワイプの中の彼を見ながら

 

よしっよしっよしっ

 

思った通り 食いついたぞ

 

と 

 

饒舌な彼の声 聴きつつ

 

ほくそ笑む…も

 

 

「そこそこ技の数も あるし

 

 初心者には あれだけど…

 

 試してみるには 面白いと思うよ」

 

 

要は

 

キー操作覚えるまでは

 

時間食うってことが

 

言いたいのだろう

 

軽く

 

俺を下に見る発言

 

挿みつつの 毎度のやり取り

 

「はいはい」

 

 

と 聞きつつ

 

 

彼の

 

絶対的自信…って言うか

 

自分が勧める武器を 

 

俺が必ず 選択すると 

 

思い込んでる節

 

言葉の端々に

 

疑う余地もない風な

 

彼の物言いが

 

ちょっとばかし

 

俺の悪戯心を くすぐるから

 

 

彼も見てる 画面上の

 

持ち物切り換え作業中

 

 

決定ボタンを 押す流れの所で

 

選択カーソルを 再度動かし

 

彼 推薦の武器の上を

 

通り過ぎたりして見せれば

 

 

「おぉい…聞いてた?俺の説明」

 

モニター上の

 

俺の 迷走っぷりに

 

突っ込んできた 彼の声

 

 

慌てた様子に

 

 

俺の悪戯気分は 満足しつつも

 

 

 

「あぁ…これでしょ?

 

 デザインがなぁ…

 

 んんん…これねぇ…はいこれ」

 

 

と 渋々感 演じながら

 

選択すれば

 

早速

 

 

「…お前みたいな奴には

 

 勿体ない装備だぞ

 

 使ってみてから文句言えよ」

 

 

 

また 彼ってば口が悪いったら…と

 

 

思った通りの 反応する彼を

 

くすくす笑いつつ

 

 

手にした武器の

 

使い勝手を試す動作

 

ボタン連打で 初めれば

 

まだ 技の練習も

 

してない内から

 

仕返しか

 

早速とばかり

 

 

「ぉお~し…ぶった切っていくぞぉ」

 

彼ペースの 開始の合図

 

 

「死ぬなよ」

 

 

ホント

 

見た目に似合わない

 

物騒な物言いばっか の声に

 

 

喧嘩腰な話題だけじゃなく

 

 

静かに語る声とかも

 

聞きたいもんだ…

 

 

と 彼への願望 増やしつつ

 

ゲームを再開する

 

 

 

  つづく