ですから、乗り継ぎ時間に余裕があったとしても、早めに安全検査場の通過やパスポート検査を済ませ、乗り継ぎ先のゲートのエリアへ向かうことを強くお勧めします。
さて、渋々ながら変更した2日後の便のチェックイン。
新しいフライトパターンでは途中の空港でスーツケースを預けることは難しいので、エジンバラ発の時点で2個ともに預け入れとし、機内持ち込み用のカバンはボストンバッグタイプにしました。
あくまでわたしの場合ですが、薄手のナイロン生地のカバンの方が軽くて動きやすく、荷物も沢山入れられるので、海外添乗時はキャスター(車輪)付きバッグはスーツケース1個に留め、機内持ち込み用はボストンバッグタイプを愛用していました。
銀座 大黒屋 さんのナイロン生地製のボストンバッグは、軽くて大きく落ち着いた色合いのデザインもあり、仕事での利用時もシックリくるので、未だに重宝しています。
変わらずに製作・取り扱いを、してくれていると良いのですが、、。
フランクフルト空港での乗り継ぎは搭乗ゲート間の移動だけでなく入国審査(場合によっては手荷物検査も)が必要で、今回のフライトパターンでの一番の難所。
案の定、フライトは15分ほど遅れてフランクフルト空港へ到着。
慌てて降機したところ、ラッキーな事に到着ゲートのすぐ左側に乗り継ぎ専用の入国カウンターが見えた。
「少しは配慮してくれたのかな?ありがとう、空の同盟航空!!」と感謝する暇はもちろん無く、前のめり気味に係員へ突進してパスポートと次の便の搭乗券を差し出した。
しかし、あまり利用する旅客が居なくて暇なのか?単なる意地悪なのか?
係員が妙に悠長に私のパスポートを確認する。
係員「なんで入国するの?」
わたし「乗り継ぎだけで最終目的地はTOKYO、ドイツには滞在しません。」
係員「ふーーん、ていうか次の便まであと30分しかないけど、間に合うの?」
わたし「だから急いでるの!早くここを通過したいんだけれど?」
係員「まあ、、がんばって。」
わたし「いや、『がんばって、』じゃなくて、私の搭乗券返していただけません?それ無いと乗れないの知ってるでしょ?」
絶対、意地悪やろ!!
その時の係員、パスポートだけ返して搭乗券は返さずに(係員が)持ったままだったの!
通常この2つは一緒に(パスポートに搭乗券を挟んだりして)返してくれます。
「Asianだからって、なめんなよ!」と、心の中で毒づきつつ、半ば奪うように搭乗券を受け取り次の便の搭乗口へ駆け足で移動し(幸いこの時は安全検査不要で)入国審査場から10分とかからず次のゲートへたどり着いたところ、、
幸い、ミュンヘン行きの便が遅れていたようで、まだ搭乗開始していませんでした。
ホッとしつつも、無意味に息を切らして駆け込み、他の搭乗待ちの人達に怪訝な顔で見られて、かなり恥ずかしかったです。
遅れるなら電光掲示板に表示しておいて欲しかった!! 何のための掲示板だよ~
という訳で、今回のフランクフルトの到着(着陸後シートベルト着用サインが消えた時間)→入国審査→次の搭乗ゲートへ到着、までにかかった時間は約28分。
私の中では、入国審査が絡む乗り継ぎでの最短記録です。
(UK→フランクフルト→日本のフライトパターンであれば入国審査不要なので、もっと短時間での乗り継ぎが可能な事もあります。ただし、昨今色々ありますので、世界情勢によってすぐに措置が変わります。くれぐれもこの情報を鵜呑みにしないでください。)
そうそう、入国審査などで提示するパスポート・搭乗券の受け取り忘れも勿論心配ですが、ここ数年で気になるのが空港でのチェックインの際に提示するマイレージカード。
マイレージカード兼クレジットカードとなっている方が多く、とても心配です。
紛失はもちろんですが、もしチェックイン担当者が数字に強い人であったならば、裏のセキュリティコードも含めて覚えられ、ネットショッピングなどに悪用されそうで怖いです。
(もちろん、あってはならないことですが。)
個人旅行の場合は事前にOnline Check-inをすると思うので、パスポート番号の登録と共にマイレージカード番号も併せて登録することを、強くお勧めします。