手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

孫のピンチに、マーさんの新品ミシン、始動!〜「2019・主婦日記」の第25週目〜

2019-06-23 | 2019年の主婦日記

 

 


            



ただ今、息子は同期の中で演劇活動の長をしています。

自ら志願し、

みんなに認めてもらっての責任。

今回の公演では、脚本から音響、ダンスの振り付けまで、

基本的なことは全部彼がやってるようです。

 

 

幼児期からのピアノ、

中学校からのミュージカルスタジオのレッスン、

高等学校では、ストリートパフォーマンス部の日々、

ひたすら様々な演劇・舞台を見に行き、

音楽の編集や舞台の様々なことを学んだことが、

今、一つ所で全部役に立ってるんですね。

 

夫は、学生時代に野村さんところで狂言を習ってたらしいけれど、

それ以外、わたしたちは二人とも全くそんな世界とは無縁でしたから、

まあ、そんな中高生時代を送っている息子を見ていて、

遊んでいるようにしか見ていませんでした。


ただただ、

マーさんが「いろんな経験させて、好きなことをさせたらいいよ」と言っていた

その言葉に従っただけなのです・・・。

かつて、自分の息子(わたしの夫)のことを、

「石原裕次郎みたいな男に育てたかったけど、失敗した!」って笑ってたマーさん。

どうも、孫のこっち系活動はマーさん経由の遺伝に違いないと思っております(笑)。


この分野に疎いわたしから見れば、

 今でも遊んでいるようにしか見えないのですけど、

着々と一つの舞台が仕上がっていくのを

毎日のように動画で見せられ、

舞台づくりの面白さもちょっとわかるかなと思ってたところ、

突然、舞台の幕を縫ってほしいとの依頼。

縦横、数メートルの長さの一部をカットして、長さを変えるのですが、

家のリビングでは到底広げられない大きさ。

 

それを言われたのが、ちょうど教会の幼児サークルのお手伝いに行く日の朝で、

教会だったら広くて広げられると思い立ち、

持って行きました。

すると、

一緒にやってるわたしの母ぐらいの年齢のスタッフさんが、

「やってあげるよ〜」と言ってくださり、

何人かで端を引っ張りながら裁断、三つ折りにしてミシンさえかければ良いように、

しつけまでかけてくださったんです。

有り難かったです。

 

さて、その大きな黒幕ですが、

家に帰って、わたしのミシンを取り出し、

縫おうとすると、これがまた全然動かない!


ピーンチ!

 

とうとう、マーさんがこちらに来るときに持ってきた、

新品のミシンを借りることになったんです。


マーさん、洋裁はまさにプロで、

つい15年ほど前までは、自らが習っていた宝塚出身のシャンソンの先生の衣装まで作ってあげてた人。

当時はミシンとともに生活していると言っていいほどでしたが、

自分の長く使っていたミシンが動かなくなり、

この新しいミシンを買った頃から、手仕事をしなくなってしまったんです。

年を取ってから、新しい機械というのはどうしても億劫になりますね。


今では、

マーさん、自分が持ってきたミシンだとも認識が無くなってて、

「新しいミシンだね〜」と感心してましたから、

「これ、お母さんのですよ〜」

「そう? 知らなかったわ〜」

 

新しいミシン、マーさん世代でなくても、

ちょっと億劫。

かなり億劫。


説明書を見ながら、

夫とあれやこれや、縫うための上糸、下糸の準備をして、

ようやく動かすことができたんですが・・・・。


動き出すと、

まあ〜〜、簡単!!!

 

わたしの今まで使ってたミシンはなんだったんだろう・・・、

そう思いました。

ずっと自分のが最新式と思ってましたから。

でも、よく考えたら、いくらその頃最新だったミシンといえど、

40年以上も前の電子ミシンですからね。

亡き母が積み立てて中学時代に買ってくれたミシンだから、思い入れもあって、

意地になって使い続けてきたんです・・・。

 

But!!!

マーさんの新しい(新型というより、まっさらという意味)ミシン、

糸の掛け方もめちゃ簡単だし、

ミシンの目も当たり前だけど美しいし、

あっという間に数メートルが縫えちゃった!


やっぱり新しいミシンは違う!

ストレスフリー!

マーさんは、ミシンがけはできないけれど、

端っこの分厚すぎてミシンでは縫えない部分を手縫いで仕上げてくれました。

 

毎晩のように最終電車だったり、

ときに深夜練習で朝帰りになってしまってる息子ですが、

彼なりに頑張ってるようなので、

親や祖母として久しぶりにちょっとは応援できたかな。

 

本番は今日。

「見にきてほしい」というので、

マーさんにはなんとかお留守番をしてもらって、

夫と二人、見に行こうかなと思っています。

 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぶたうさぎ)
2019-06-23 10:14:02
息子君のハレ舞台楽しみですね。
彼に備えられたタラントは何でしょうね。
マーさんのミシン マーさんの存在に助けられたということですね。読んでいて、こんなささやかな日常にも神様はおられ全てを益として下る神様の御業を感じました。
楽しいね。報告を楽しみにしております〰🙋
こんばんは☆彡 (ちかこーん)
2019-06-23 19:34:09
なんて素敵なお話なのでしょう♪
息子さんのしたいことを、
否定せず、見守り続けているまんじゅう顔さん、立派です。
私だったら型にはまった人生に修正させてしまいそう。
ミシンの話、なんだかとっても分かります。
母が持っているオレンジ色のミシン、
見るからに見るからに昭和。
でも祖母にもらったミシンだから買い替えなんて考えてもいないと思います。
……そもそも使ってないんですけどね。
なので、新しいミシンにびっくりしている様子も、まるでうちでも起こりそうなことすぎて、ププッと笑ってしまいました☆彡
こんばんは! (まんじゅう顔)
2019-06-23 21:58:24
ぶたうさぎさん、ありがとうございます。
息子が裏方として初めてメインで作った舞台を初めて見に行きました。
ハラハラドキドキでしたが、いい仲間に支えられて、無事に終えることができました。
ホッとしてます〜〜。
困っても備えがどこかにあって、一つ一つが守られて過ごせてること、本当に感謝なことだと思っています。
こんばんは! (まんじゅう顔)
2019-06-23 22:06:13
ちかこーんさん、うちのマーさんの教育観は結構ぶっ飛んでて、それがわたしの「こうあらねばならない」を修正してくれたことは、よかったなあと思います。
それでも、時々、軌道修正させたいと思ったこともあったんですよ。
「ま、いいか〜」と私たち夫婦もいい加減な部分もあって、結局息子は食えない世界にどっぷりです(笑)。

ミシン一つで、我が家は大騒ぎ!
でも、こういうバカみたいなことをやりながら、日々って過ぎて行くんですけど、これが「平和」というものかもと一方でしみじみしているまんじゅう顔です〜〜。

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