お手軽AZ-GTiでオートガイド撮影に挑戦しようと35mmのCマウントレンズをC-MOSカメラに付けて何度かチャレンジするもPHD2のキャリブレーション段階で「星が動かな
い」のメッセージが出てキャリブレーションに失敗を重ねてきた。それでもようやく家でのテストでPHD2のパラメータ変更でキャリブも終えガイドスタートできるようにな
ってきて135mm位なら3分露光もOKになってきた。
なのでこの日はあらかじめ家でステラナビゲータでシミユレートしてみるとケフェウス座ガーネットスターの近くの散光星雲IC1396とSH2-129を135mmで狙うと両方一緒の
画角に入ってくることが分かったので、この前、壊れたカメラの代わりに手に入れておいたNikonD600(改造)と135mmレンズで撮ろうと決めていた。
所が、メモリーを8Gに増やしておいたPCのステラショットでアライメントを済ませM31(アンドロメダ銀河)を導入。テスト撮影しプレビューするとど真ん中ではないけ
れど入っているのでここで導入補正ボタンを押すと動いていきM31が真ん中に入る筈が、撮ってみると位置は変わらず。???シロウトにとってステラショットの導入補正
が大きなポイントなのに位置補正できない。この時EQ6proの方はNGC6960の網状星雲を撮っていたがこちらは導入補正もでき問題なく撮影を並行していた。
その後何度も位置を変えたりしながら補正テストをするもののやっぱり動かない。この日は結局最後までだめだったが、手動で導入したサドル付近が何枚か撮れたので処理してみた。
9月14日 愛知県 茶臼山面の木 AZ-GTi赤道儀モード Nikon D600(改) 135mmF2.8→F4 180秒×15枚 ステライメージ8→Photoshop CC
この日は湿度がもの凄く、ガイドカメラ用のヒーターがなくやむを得ず眼鏡の曇り防止ジェルでその場を凌いだ。が効果は今ひとつ。
星友なかむらさんがブログでヒーター自作のエントリーを書かれていたのでオームの法則も知らない全くの電気工作オンチだがなんとかできるかも、と思ってホームセンタ
ーの電材コーナーで材料を買ってきた。
このニクロム線抵抗値の表示が無くテスターで測っても壊れたのか表示されず。ネットで調べると23Ωらしいことが分かったので中村さんより少し短く60cmを熱収縮チュー
ブに入れてUSBケーブルに繋いでモバイルバッテリーでテストしてみた。
23Ω/mだとすると60cmの長さでは23/60=13.8Ω この場合の電流は12/13.8=0.9A 電力=12V×0.9A=11W になるのかな。
手持ちのモバイルバッテリー5V1A出力につないでみると結構温かくなりこれならOKだ。
AZ-GTiを使いこなすのは結構大変そうですね。ステラナビで動かせるなら、アライメントをハンドコントローラではなくステラナビでの赤道儀コントロールにある「同期」を使うと、撮影写野近くの星でアライメントを追加すれば写野中心に導入できるかと。
それとモバイルバッテリ電圧は5Vなので、5Vで計算した方が良いですよ。
なかむらさんの記事のおかげでなんとか作ることができました。中学生レベル。そうですね!5Vでした。
AZ-GTi所詮赤道儀と同じレベルでは使えませんね。
それでも広角から135mmまで使えるならと思ってい
ます。ステラショットは便利なのですが同期できない
といけません。ステラナビは同期ボタンは確か無かったような。この時3点アライメントをすべきでし
た。いつもは導入近くの星で1点アライメントだけして導入していたので・・・。