9月19日(土)
朝から薄曇り、お天気を心配しながら中山道を歩いて来ましたが、久しぶりの街道歩きで疲労困憊、そして、足がパンパンになっておりますので、自宅稽古を優先して掲載いたします。
軸
もうすぐお彼岸ですので、般若心経を掛けました。
先生と韓国旅行した時、世界遺産に登録されたばかりの海印寺に行った折に買って来たものです。
もちろん本物からの印刷したものなど買えるわけがありません。
海印寺で売っていたものですので、ガイドさんを通訳に聞いて見ると、世界遺産の版木を修繕修復している方達が、彫った版木からの印刷です。ということですので買ってきました。
花
花入は経筒を使い、縞ススキ、サクラタデ、ヤブミョウガの三種を生けました。
花入の経筒は、中々使う機会がありませんので、もうすぐお彼岸ということですので使ってみました。
床の間
床の間全体の雰囲気です。
お稽古に見えたみなさんが、お彼岸近しという事を感じてくれれば良いのですが・・・
年配の方々は、比較的気が付きますが、若い人たちは、気が付いても反応しないのか、気が付かないのか、解りませんが鈍い反応です。
こうした事もお勉強なのですから・・・
思い出の品でもあり、こうして時節に合わせて使えて良いお買い物でしたね。
本物からの版画でなくとも、ちゃんと彫られた版木からの印刷ですから、
それなりの味わいがあって素敵だと思います。
経筒の花入れも身が引き締まる思いがします。
藪茗荷は入れにくい花ですが、ピタリと収まっていてきれいです。
サクラタデが立派で存在感を放っていますね。
お軸と花入れ、茶花、ぴりりと引き締まったお床で気分がシャキッとしました(^_-)-☆
こんばんは。
先生と私共三人で出かけた旅行で、三人でしたので親子のような旅でした。
中々味があり良かったと思っております。
こうして折々に掛ける事ができ、これも先生のお陰だと感謝して負います。
経筒も使う機会がありませんので、丁度良い機会でしたので出して見ました。
本当は、秋明菊を真っすぐに生けたかったのですが、良い具合の花が咲いておりませんでしたので、いつもの花になってしまいましたが、お褒め頂嬉しいです。
ありがとうございました。