2018年08月01日
大水害で中国山地のローカル線がピンチ!
西日本を中心とした大水害でお亡くなりになられた方々にご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞いを申し上げます。
今回の水害では、多くのインフラが被災しました。
鉄道については、特に中国・四国地方の鉄道に大きな被害が出ました。
とりわけ中国山地の鉄道については芸備線は全線不通となり、今週になってようやく広島~下深川間という広島市内の数駅間が復旧したのみで、大部分は運転再開の見込みすら立たない程の被害を受けました。
芸備線や姫新線といった中国山地を縦貫するJR線は、早くに中国自動車道が並行して開通したこともあって、広島近郊や姫路近郊を除けば、長大ローカル線になっています。
※2004年11月撮影
芸備線と木次線が分岐する備後落合駅は、1日の乗車人員がわずか10数人の無人駅です。
芸備線は三次方面と新見方面で系統が完全に分割されていて、車両の塗り分けも別でした。
今回の水害では、多くのインフラが被災しました。
鉄道については、特に中国・四国地方の鉄道に大きな被害が出ました。
とりわけ中国山地の鉄道については芸備線は全線不通となり、今週になってようやく広島~下深川間という広島市内の数駅間が復旧したのみで、大部分は運転再開の見込みすら立たない程の被害を受けました。
芸備線や姫新線といった中国山地を縦貫するJR線は、早くに中国自動車道が並行して開通したこともあって、広島近郊や姫路近郊を除けば、長大ローカル線になっています。
※2004年11月撮影
芸備線と木次線が分岐する備後落合駅は、1日の乗車人員がわずか10数人の無人駅です。
芸備線は三次方面と新見方面で系統が完全に分割されていて、車両の塗り分けも別でした。
※2004年11月撮影
ちょうど木次線も同時に入線してきて、1日の中で唯一3方向への列車が揃う時間帯でした。
※2004年11月撮影
駅前に出ても商店などは何もなく、かつてのタクシーの営業所だという建物と、少し離れたところに民家があるくらいで、乗り継ぎ時間に買い物をするような場所はありません。
分岐駅だということを除けば、山間のローカル線の無人駅です。
今は水害による不通で、このわずかな本数の列車すら発着することがありません。
おそらく、駅前の坂を下った国道沿いに代行バスが発着しているのでしょう。
JR西日本の発表では、当初年内に復旧するのは、備後落合~新見間だけということでしたが、7/31のニュースリリースでは、備後落合~新見間は9月中に復旧し、三次~備後落合間も来年3月までには復旧と、かなり前倒しできることが発表されました。
この備後落合駅が廃止になったり、終着駅になったりすることはなくなって一安心ですが、木次線の復旧は未だに「運転再開まで長期見込み(現在調整中)」となっており、廃止の可能性も捨てきれません。
JR西日本も民間会社なので、高い復旧費用をかけてまで復旧させる投資価値があるか検討しているのではないかと思います。
ここ最近は災害が多発してローカル線が被災し、そのまま廃線に追い込まれる例が相次いでいます。
高千穂鉄道をはじめ、東日本大震災で津波の被害を受けたJR気仙沼線や大船渡線の一部区間、落石で被災した岩泉線などがそうです。
その他に災害による休止を経て、そのまま廃止がほぼ確定的なJR北海道の日高線や根室線の一部区間や、沿線の自治体による支援や経営の譲受により復活しようとしているJR只見線やJR山田線などの例もあります。
災害で廃止になってしまうと、名残を惜しむ間もないので、本当にさびしい限りです。
車窓が風光明媚な路線は、険しい地形を走ることの裏返しなので、いつ災害に遭ってもおかしくありません。
うまく観光資源として活用し、いつまでも元気に走り続けてほしいものです。
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Posted by Science_City at 01:47│Comments(0)│中国地方
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