生態系を守るスペシャリストたち~TVKテレビ神奈川 | いい釣夢気分!

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丹沢源流バカサバイバー(遭難者・生存者)釣り具メーカーYARIEから
サポートを受け充実したフィッシングライフを送っています。

 

先日、記事の最後に告知していた 生態系を守るスペシャリストたちがテレビ神奈川で

放送されました。私は釣りに行っていたので帰りが遅くなり録画した番組を視聴しました。

放映後、多くの反響と観たよ~っというメールが沢山いただきました。

CATVの普及からでしょうか、他県の方からも多くのメールをいただきました。

私がお手伝いをしている神奈川県内水面水産試験場の活動の一部ではありますが

テレビ神奈川が密着取材をした番組カナフルTVとなっております。

 

 

番組序盤は相模川での生態系を守るための活動の一つとして外来魚の駆除でした

私は参加しませんが、生態系を守るために生き物を殺すという批判も多いでしょう

ただ、この状況を放置すれば確実に生態系が崩れる一途を辿ることになるでしょう

国内在来種の魚種の種類は減り続け、いつのまにか外来種だけの河川になる日も

遠くはないのじゃないかと思っています。ちなみに試験場では無駄な殺生はしてません

捕獲した生き物は必ず測定調査をします、食性胃内容物、体長、体重など計測し

記録として残すという大変な作業があります。

 

 

そして番組後半は、丹沢在来種ヤマメの話となっております。ここで私の姿もちらほら出ます

真剣な表情の私の姿・・・・見物ですwwwwオレンジのダウン着てサンバイザーですwww

在来種ヤマメの重要性、養魚場育ちの成魚放流と在来種との成長の違いなど、わかりやすく

番組内で説明しているので詳しくない人でも理解できると思います。

 

 

現在、試験場で取り組んでいる半天然魚の飼育繁殖は、これから重要な役割を果たすと

私は思っております。現状、いくら養魚場育ちのヤマメを放流しつづけても定着は難しいと

言われていますが、養魚場育ちの魚と在来種系のハイブリッドだと定着するのではという

ところまで研究が進んでおります。なら在来種同士のヤマメは増やせないのかという意見も

ありますが、天然魚(在来種系)ヤマメを飼育する場合、雄の精子がストレスなどの原因で

使えなくなってしまうそうです。そのために現在はハイブリッドを繁殖させているのです。

すでに酒匂川水系上流に試験場で作られたハイブリッドが実験的に放流されております。

相模川水系は近い将来その日が来ると思っています。

 

どうしても見たいという方に、たぶん再来週くらいに番組公式YouTubeにてアップされるようです

その時は、またお知らせさせて頂きますので宜しくお願いします。

 

 

丹沢在来種ヤマメの繁殖に期待とクリック↑