毎日毎日、だちょうさんが交替で温め続けていた卵たち、今年は孵らなかったです。
孵らないかどうかは関係なく、卵を守ろうと私を威嚇するだちょうさん。
毎日決まった時間で小屋に帰って温め続ける姿を見ていると、卵を取り上げることにも躊躇します。
無くなったらしばらくは探すのでしょうか。
それとも、すぐにケロッと忘れてしまうのでしょうか。
ただ、温め続ける姿を牧場に体験しに来る子どもたちに見せると、命を頂くということの意味をとても考えてくれるようなので、もう少しの間だけ、彼らに孵らない卵を抱いていてもらおうと考えています。
残酷なのですが、どうしても伝えていきたいことです。