ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

牧場のダチョウの卵を使った研究をしていた方から論文になったという報告を頂きました。

2018年10月31日 | だちょうさん
2年前にダチョウの卵を孵化途中まで発生させて、研究したいというお話があり、卵を提供させていただきました。
当牧場の有精卵率、発生率が高いということも選んでいただいた理由でとてもうれしかったことを覚えています。
また、ダチョウの卵を利用して恐竜の研究をされるということにも興味がありました。
大量の卵を研究のために送り、その結果として論文になったというのは感慨深いものがあります。
論文が英語の為、詳しい内容はまだ理解できていないですが恐竜の特徴の一つである骨盤の穴が開く現象に着目した画期的な研究のようです。
孵化することはなかった子たちですが、研究の礎となってまた何かにつながるのだなあと嬉しく思います。
牧場では命を頂くことがとても身近で、忙しさにかまけて、その尊さが感じられなくなってしまうことがあります。
論文ができたという報告は、忙しさの中でも彼らと一緒に過ごせることの大切さを日々感じるように立ち止まることを思い出させてくれました。
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